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2006年01月17日

履歴を消したい!?

 今日はテレビやラジオで阪神大震災の話をやってましたね。もう11年たってるんですよねぇ。震災の経験が風化しているとのことです。
 あの日は私が住んでいるところでも揺れました。何故か夜寝てても地震が来る前に目が覚めるんですよ、私。でしばらくすると揺れ始めました。朝のニュースで大阪の法で地震があったとのニュースはみたのですが、被害がそんなに大きなものとは思わずに仕事で客先に。ここで情報を知り、びっくりしたことを今でも覚えています。

 でも人ってなんかつまんないことを覚えていることって多いですよね。顔から火が出るほど恥ずかしいこともあるし、なんでこんなこと覚えてるんだろうというつまらないことも。
 webブラウザも履歴をきっちり記憶しています。でよく聞かれるのが「アダルトサイトに行った履歴を消したい」とか「IDやパスワードが自動的に出てくるんだけど、これ消せない??」。
 これらのことは削除できるんですが、いまのIEなんかだと操作がちと複雑で説明するのも面倒なんですよ。でIE7はこの履歴を消すツールメニューが付いてるとのこと。
 この情報が開発者のblogで発表されているというのが面白いですね。この手の情報はブログで発表することが増えてきているようです。しかしこの機能が新たなバグを産むような気がするのは私だけでしょうか・・・(^^;

2006年01月23日

トラブル・・・いや〜困った

 金曜日の夜からネットに接続することができていませんでした。原因はルータの不調。
 当初はADSL回線の不調なのかと思って、土曜日にNTTコミュニケーションズとNTT西日本に連絡を取りました。ところが回線にはまったく問題ない。で、windowsXPのマシンとADSLモデムを直結すると・・・なんとつながるではありませんか。ということはルータがおかしいという結論に至りました。システムログを見てみると発呼がうまくできていません(ADSLで発呼って言うんだろうか・・・)。

 ところが原因が分かったのが土曜日。メーカーさんに電話しようにもお休みなんで、つながりません。しかたないのでお蔵入りしていた古いルータを引っ張り出してつなごうとするのですが、これがまたなかなか設定がうまくいかない!。ルータ本体には初期設定に戻すハードスイッチがなく、ソフトで工場出荷設定に戻すことができるとのこと。ところがこの工場出荷設定に戻すことがなかなかうまくいきません。
 土曜日から日曜日に変わる頃、諦めて帰宅。が日曜日が三十五日法要で実家に戻らなくてはいけません。着替えてから実家に戻ります。

 日曜日の午後11時頃から事務所に戻って再度ルータの設定を行います。なんとかうまく設定でき、ネットに接続することができました。が、softetherが不安定で、うまく客先のPCと接続ができません。ファイル転送を使用とするとブチブチ切れてしまいます。

 今日は11時から名古屋でお客様とあう予定だったのですが、午後1番に変更してもらいました。今日は協会の新年会もあって帰りは遅くなりそうです。身体、持つかな???(^^;

2006年02月01日

インクカートリッジは使い捨てがいいの?

 今日は午後からお客さんのところへ出掛けてました。で戻ってきたのが午後11時。戻ったって自宅じゃなくて事務所です(^^;。ちなみにこのブログ、事務所のPCで書いてます。

 で新聞のHPを見るとキヤノンのインクカートリッジ裁判でキヤノンが勝訴したとの記事が出てました。でちょっと引っ掛かるものがあったので知財高裁のページを見てみました。さすがに今日判決が言い渡されたのですが、判決文は公開されていませんでしたが、地裁での判決文がアップされていましたので、読んでみました。
 判決文、はっきり言って判りづらいです。私のヘボい頭で理解できたところは
  1)カートリッジの構造は特許案件である
  2)キヤノンはカートリッジの再利用は禁止している
  3)キヤノンが回収しているカートリッジはキヤノン自体では再利用していない
  4)係争の論点は
    ・使い終わったカートリッジに特許権はあるのか?
    ・カートリッジは使い捨てなのか、リサイクル可能なものなのか?
というところです。
 リサイクル・アシストという会社が使い終わったカートリッジを入手(輸入)してインクを詰めたものを販売しているのですが、これがキヤノンから訴えられたということです。

 毎日新聞に「専門家の意見」というのが出ていますが、この専門家って誰なんでしょうねぇ。キヤノン勝訴に対して「正当な判断」だと言っているようなんですが。

 私個人の感想としては特許権の侵害にあたるのだろうと思います。とはいえ、カートリッジは使い捨てで良いんでしょうか?キヤノンの言い分では回収したカートリッジは資源リサイクルとしているとのことで、昨今の環境問題には対応していると考えているようです。
 では使い終わったカートリッジ、みなさんはどうしています?。メーカーが用意している回収箱に入れてます??地裁の判決文の中で、調査会社のデータによると46.1%が回収ボックスに入れていて、詰め替えをして再利用しているのは4.4%だそうです。ということは半数近くが回収箱にも入れず詰め替えもせずにそのままゴミとして捨てているということなんじゃないでしょうか?

 ということは、ちょっと飛躍しているところなんですが、どこの会社が販売するにしても詰め替えキットみたいなものがあれば、ゴミ箱に入るカートリッジはかなり減るのではないだろうかと思ったりします。
 環境にやさしいことを考えるのであれば、プリンタメーカーとしては詰め替えができるカートリッジを作ることが必要なんじゃないでしょうかねぇ???。

 この考えには賛否両論あるかと思いますが。このブログを読んだみなさんはどう思います???

2006年06月12日

ソフトのバグは

 以前から言われていたことでもあるんですが、ソフトのバグが原因で人が死んでしまうことって想像できます??。

 今日、ITmediaNews の記事を読んでさもありなんと思いました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/09/news006.html参照)
 この記事によると、フライト用のコンピュータのバグのためにあわや墜落しそうになった航空機がかなりあるとのこと。この記事を読んで「まあ、否定できないよなぁ」と思ってしまいました。
 航空機に搭載されているコンピュータのソフトはリアルタイム処理を行い、多数のパラメータが時々刻々と変化に対応していかなくてはならないはず。そのプログラムのバグ出しなんて、事務ソフトくらいしか作ってない私にとっては想像できない世界です。
 記事の中では、ある航空機のテストフライトで、コックピットの画面が1分間真っ黒になったとあります。そうなったら、いかがパイロットでもなんにも出来ませんよねぇ(^^;。でもプログラムのどこにバグがあってそうなったのかを追求するのは至難の業のように思えます(とはいえ、追求できなければリリースできる訳ないんですけど)。

 2000年問題の時には、日付が変わったときに飛行機が墜落する云々という警鐘があったと記憶していますが、今回の記事を読んで今更ながらソフトウェアの難しさを再認識しました。

 今こうやってブログを真っ昼間に書いています。私は個人事業主でこのブログも宣伝広告の一環なんですが、ひょっとして会社勤めをしている人が空き時間を利用して個人のブログを会社から更新している人いません??(^^;。
 業務時間に個人のブログを更新していたということで、皆勤手当などを没収された人がいるという記事を見かけました。パソコンに向かっていると仕事していると思われていたのももう昔の話になりつつあるかも知れません。ご注意を。

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業務時間にブログを云々という記事を探しているときに、JALの飛行機で気象レーダーの画面が映らなくなったとの記事が(^^;。
幸いにして(?)、アンテナを取り替えることで正常に機能したそうですが、これもバグの一つ?と思ってしまいました

2006年07月04日

携帯が壊れた??

 携帯電話もソフトで動いているのを再確認しました。

 それはちょっと遅めのランチを食べていると携帯に電話が。エニーキー設定にしているにも関わらず、何を押しても受話中にならない。2・3回キーを押すと通話状態に。で話が終わって、通話終了のボタンを押してもうんともすんとも反応しません。液晶自体は暗くなるのですが、画面はそのまま。
 慌てて近くのショップに出掛けて、画面を見せます。店員さんは慌てずに「電池パックを取り外してもいいでしょうか?」。あっ、そうだよねぇ。携帯もソフトで動いているんだから、電源を落とせばいいんだよ!。PCで5秒以上電源ボタンを押すのと一緒だわ!!と。
 納得ずくで店員さんにバッテリをはずしてもらい、再度電源を入れると・・・、きちんと立ち上がりました。ふとこの手のトラブル、多いんかなぁ??なんて思っちゃいました。あまりにも店員の手際がいいんですもんね。

 普段PCを仕事にしている私なんですが、バッテリをはずすってのは思いも浮かびませんでした。いや〜〜、いい勉強しました。

2006年07月07日

安易なパスワード

 話題に困ったら、ITmediaってなことで、今回はこれ。

 先月末のニュースなんですが、ここを見て下さいね。イギリスのサイトの調査で、イギリス国内で最も多く使われているパスワードのトップ10を紹介しているとのことです。
 ひょっとして誰か使ってませんか?。特に123とか9999とかは使っている人いるんじゃないかと。あとpasswordもそうですよねぇ。
 さすがにサッカー発祥の地イギリスですから、サッカーチームの名前も入ってますね。

 現在私が使っているパスワードで一番覚えられないのがネットバンキングのパスワード。振込の場合、1組2文字の数字が8組あり、ランダムに抽出した2組の数字を入力するものなのですが、これはさすがに覚えられないので必ず印刷された紙を見てしまいます。

 まあ、パスワード解析は時間さえ掛ければかなりの確率で破ることができます。なんでかというと、この記事のように覚えやすい単語を使う人が多いから。これが意味のない文字列だと、現状ではほとんど破ることはできないと思います。
 またパスワードの文字数にもってもかなり変わってきますね。銀行のキャッシュカードのように4桁の数字だったら楽勝(ただし、ATMやCDは3回間違えるとそのカードは使えなくなりますが)。最大で10の4乗回試してみればいいんですからね。人間が1万回試すのは大変ですが、コンピュータにやらせれば楽勝の世界です。

 以前、ネットカフェで銀行のバンキングにアクセスして、キーロガーでIDとパスワードを盗まれたという事件がありましたが、そんなのは論外。教えてあげますというのと同義です。

 パスワードを管理するソフトもたくさんあるようですが・・・、そのソフトにもパスワードを掛けないといけなくなると、もうどうしようもなくなるような気がしてなりません(^^;

2006年08月09日

キーボードのうるさい打鍵音を静かに???

 ITmediaの記事なんですが、新しいアイデアがあるのかと思って読んでみたら・・・、とんでも記事でした(^^;。

 キーボードカバーを被せて入力???、んなバカな。
 私は高専の1年生のときにタイプライターの授業があったので、もう30年以上キーボードを触っていることになります。ですから、キーを打つときにストロークがきちんとないと入力した気になりません。また、機械式から入りましたから一定の重さもないとだめなんです。
 確かに音は静かになるかも知れません・・・、が入力ミスも増えるような気がするんですけど。記事には
>キータッチはカバーを被せることで多少なりとも変わってしまうが、
>キーボード本体をまるごと買い換えるよりはリスクも低く、投資額も
>少なくて済む。本来の目的である防塵防滴も含めてメリットが多い
>ので、ぜひお試しあれ。
とあります。多少じゃないっての!!

 昔仕事で使っていた、IBMのキーボード、打ちやすかったなぁ。もうあのようなキーボードは出てこないでしょうね。なんせ高かったですからねぇ。今キーボードは、5千円もしないようなものがショップに行けばあるんですが、あれはチャチ過ぎ。PC本体に付属しているのもコスト低減ということで、ショップで売っているのよりはましにせよ、昔に比べるとよくないですね。

 2万円までは出していいから、5550で使ってたキーボード、売ってくれませんかねぇ、IBMさん!?

2006年08月28日

1冊1600万円のパスポート!

 読売新聞のwebページにこんな記事がありました。
 「外務省は、インターネットを通じて旅券(パスポート)の申請ができる「旅券電子申請システム」を年内に廃止する。」んだそうです。
 記事は続きます。
>>政府は各種手続きの利便性を高めようと、インターネットで申請が
>>できる電子政府構想を推進しているが、「コスト高」には勝てなかっ
>>た形だ。
 システムが導入された県が12県、発行件数が2年で133件、維持経費は2年で21億なんだそうです。システム構築にいくらかかったかは記事にはないのですが、維持経費以上の金額が掛かっているんでしょうねぇ(^^;。
 通常のパスポート発行手続きは、写真と戸籍謄本を持って県の窓口に出向き、書類を提出、数日後に本人が取りに行くわけですが、利用者が少ないということは、これよりも面倒な手続きを踏まないともらえないということになります。

 誰がこのシステムの要求仕様を作ったんでしょうか??。想像するに、いままでの手順を見直すことなく、単に「電子申請」するだけにしたんじゃないでしょうか。システム構築をする際は、必ず「業務の見直し」をしないとまともなシステムにならないはずです。
 形だけ電子申請できるようにしてもまったく意味がありません。ましてやその経費がすべて私たちの税金で賄われているんですから、「利便性」をもっと考えてシステム構築しなくてはねぇ。

 今、私の顧問税理士である井上先生が税務申告の電子化で全国を飛び回っています。一度先生と、電子申告について話をしたことがあるのですが、そのときには
 ・国家公務員は究極のサービス業であることを認識すべき
 ・国家公務員自ら電子申告すべき
ということで話がまとまりました。今回の記事も上の2点がきっちり当てはまるんじゃないでしょうか。

 私たちの税金から何十億、何百億無駄遣いされてはたまりません。私たちはもっと税金の使い道を注意していかなくてはいけないことを再認識させてくれた記事だと思います。

2006年09月12日

LAN環境は

 先週土曜日、私の事務所で会合があり、wordファイルを印刷しようとしたのですが、何故か特定のマシンから印刷ができない。そのときには別のマシンから印刷したのですが、会合が終わってから徹底的に調べると・・・、

 どうも途中に入っているルータがおかしい。であわててショップに行って、ルータを購入。今回はバッファローです。これまで事務所にあるLAN機器はほとんどコレガだったんですが、今回思うところがあって変えました。コレガ・・・、トラブルばっかなんですよ。
 ・無線ルータの電源が入らない・・・事務所にあった有線ルータに置き換える
 ・XPマシンにつけたUSB→ether変換器用ソフトがおかしくて、windowsをhaltしてくれる・・・メーカーに問い合わせると「んな、アホな」というような回答が来る
 ・無線ルータから置き換えた有線ルータの動作不良(最初の話)
 ・自宅で使っている無線用アダプタのリンクがすぐ切れる

 バッファローって、私のなかではイメージ悪かったんですよ。でも背に腹は変えられないってことで今回からバッファローでそろえることにしました。「相性」が変わるって不思議です。

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2006年09月14日

遺伝子情報も漏れるんだ!?

 昨日の話ですが、InternetWatch に「NTTデータ、遺伝子情報144名分などがWinnyで流出」という記事が。個人情報が漏れることは、もう新聞記事にはならないくらいなんですが、遺伝子情報まで漏れるとは思いませんでした。

 この記事によると、
   個人情報:172名分
   業務関連情報:431件
がwinnyによって外部に流れたようです。
 NTTデータからも流出事件について発表がなされています。この業務関連資料の中に、研究データとして遺伝子情報があったようですね。遺伝子情報自体は、データ収集時点で匿名化されていて、遺伝子情報から個人は特定できないとのことですが、もうコンピュータに登録されている情報は、どんなものでも、いつの日か漏洩されてもおかしくないってことになります。

 経緯としては、NTTデータの社員が小型可搬媒体(USBメモリですよね、たぶん)を用いて、自宅作業のために持ち出していた。その自宅のPCにwinnyがインストールされていて、ウィルスに感染したことで、データが外部に漏れたと。
 これを読む限りでは典型的な情報漏洩のケースです。winnyのウィルス感染被害はこのパターンしかないですね。データは昨年秋から今年の春まで、社員が持ち出していたとのことですから、winnyの被害がマスコミでかなり取り上げられている時期に持ち出しているという訳です。

 もうこうなると、NTTデータという企業は従業員教育をしていないと判断されても仕方ないでしょう。また、流出防護対策も全く取られていなかったと。呆れてものも言えないというのはこのことです。

 共同研究先の理研は「然るべき措置」を取ることも考えられると言ってます。私はアメリカの判例にある、懲罰的罰金についてはあまり賛成しないのですが、今度のことは是非提訴してもらって、そういう(懲罰的)罰金が課せられたほうがいいかな?と思ってます。

 なんか情けないですねぇ。NTTの関連会社でかなり大きいところですよね、NTTデータって。会社全体として危機感ゼロと思われても仕方ないですからねぇ。


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2006年09月16日

windowsを重たくさせるソフト

「最近、PCが重たくなった」と感じている人ってどのくらいいるんでしょうか?。以前にも書きましたが、更新研修で講師をやったときにノートPCの立ち上がりがおかしくなって非常に焦ったことがあります。

 で、ここのページです。どんなソフトを入れているとwindowsが重たくなるかをテストしています。で、第1位が、まあ予想通りではあるんですが、Norton Internet Security でした。ダントツですね、57.78%も重たくさせるんですから。

 でも本当にそうなの??と引用元をたどってみると、起動時の時間がどのくらい遅延するかという測定で評価しているものでした。確かに、NIS の起動は遅いですもんね。この結果と「重たくなった」原因は結びつかないですね。
 エクスプローラからファイルをダブルクリックして、そのファイルが見えるまでに買った当初より遅くなっている原因はこのテスト結果と結びつかないと思ってます。で私は、windows update が遅くしている原因なんじゃないかと思ってます。
 なんでかというと、重たくなったPCを再初期化して、初期化する前と同じソフトをインストールしても重さを感じないんです。唯一違うところは windows update なんですね。毎月毎月、パッチプログラムが送られてきますから、累積されたソフトの数は大変なものです。

 このことを正しく評価することは私にはできませんので、私が嘘を言っているのかも知れませんが。ただし、最初に紹介したページ、ちょっと誤解を与えるような気がします。テストとしては「起動時間」を調査しているんですからね。言葉の使い方は難しいですね。

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2006年09月18日

飛行機の中でPC使いますか?

 apple、dellとバッテリのリコールが大変な状況になっているのは知っていたのですが、その影響が航空会社にまであるとは知りませんでした。

 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/16/news016.htmlなんですが、Virgin Atlantic が AppleとDELL のノートPCは機内持ち込み不可にしたようです(記事には韓国航空に続きとありますが、大韓航空なんでしょうね)。持ち込むときにはバッテリをはずさないといけなくて、はずしたバッテリは梱包して持ち込んだ鞄などの中にいれないといけないとか。
 でPCを使いたいときには、電源のある席に限り、ACアダプタが貸し出しされるとのこと。大変なことになってきました。

 でもリチウムイオンバッテリはノートPCが火を吹く前からかなり問題になっていたようです。同じくITMediaですがこんな記事もあります。この記事によるとバッテリの過熱は
  ・ショートが主な原因
  ・たいていリチウムベースのバッテリに関係している
  ・小売包装されたものは関連していない
なんだそうです。
 私が持っているノートPCもバッテリとCPUの発熱はすごいです。夏だと熱暴走してしまうこともあります。3cmくらいかさ上げして、熱が逃げやすいようにしています。

 まあ、飛行機の中でPC開くのはやめたほうが幸せなようです。私自身は移動時にノートPCを開くことはありません。なぜかって!?。wilcomのPDAを持っているからです(なにげに自慢だったりして)。

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2006年09月22日

コピーなのか、結果似たものになったのか?

 ITMediaの記事なんですが、「MS Officeにそっくり」が売り 中国から4980円のオフィスソフトが発売されるそうです。ちなみに、画面は PC Watch がわかりやすいですね。

 このソフト、中国のソフトハウスが発売するそうで、最初「さすが中国、コピー大国と言われるだけある」と思ったのですが、記事を読むと日本法人が売るんですねぇ。社長も日本人だし・・・

 記事によると
>>IT専門誌から「キングソフトのロゴを張ってある以外、
>>見た目はほぼMS Officeと同じ」などと評され、オフィス
>>ソフト市場でのシェアも20.22%まで回復した。
 また、「そっくりにする以外、方法がない」とも書いてあります。まあ、本音を言えばそうなんでしょうね。また、
>>特許や著作権については、弁理士に相談し、問題ないことを確認済みという。
えぇ〜〜、本当???。ま、ユーザからしてみれば、選択肢があってかつ安くなるんだったら競合は願ったり叶ったりなんですけど。
 11月からβ版を出すそうです。一度ダウンロードしてみますか!?

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2006年09月26日

エクスプローラがきびきび動く!?

 websurfしてたら(う〜〜ん、なんか古い言葉ですね)、見つけたページです。

 私自身はエクスプローラは使わず豆File4を使ってますので、あまり影響はないんですが、そのページのコメントを見るとかなり効果があるようですね。なんで遅いのかというと、エクスプローラが圧縮ファイルの中身まで調べようとするからだそうです。確かに圧縮ファイル(zip)をダブルクリックするとその中身が見えますもんね。あるフォルダをサーチして圧縮ファイルがあれば、その中身まで確認して左のディレクトリツリーを作成しますからね、圧縮ファイルが多いフォルダなんてのは遅くなるのは当たり前っちゃぁ当たり前なんですが、その解除方法を調べたというのはすごいことです。

 ただし、圧縮解凍用のアプリケーションを先に登録しておかないと、再起動時にwindowsが勝手に登録し直すので注意しなくちゃいけないんですが。本当に microsoft って「小さな親切、大きなお世話」をよくやってくれます(^^;。

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2006年09月29日

全世界でのリコール・・・

 通勤時に聞いていたラジオでもニュースとして流れていたのですが、ソニーがリチウムイオン電池のパックを全世界で自主交換するとのこと。ついにという感じがしますねぇ。

 前にこのことに関して書いたときには、対象がdellとappleだけだったんですが、IBM(Lenovo)も対象に入りました。ある意味手広く商売してたことになるんですが、こういうトラブルが発生すると損害も桁違いになりますね。

 ソニーのwebページには発火はごく稀なことだと書いています。確率的にもそうなんだろうと思います。が火を吹くとなると大事ですからね。
 でも一体どれだけの数のバッテリパックが回収され、費用はどのくらいになるんでしょうか?。想像もつきませんね。このことによってどれだけ経常利益が減少するのか決算報告が見物だなぁと思ってます。
 現在ソニーはミノルタから譲り受けたαシリーズ(一眼レフデジカメ)やブラビア(液晶テレビ)が好調らしいですが、それ以上に大きなダメージなんじゃないかと思います。ただ、トラブルは逆に言えば好機でもあり得ます。ここで世間が「おっ、ソニーやるじゃん」と思わせるような挽回策が打てるならばなんですが。

 是非、そうなるよう期待してます。だって、なんだかんだ言ってもソニーって嫌いになれないんですよ、私。

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2006年10月04日

う〜〜ん、ベクターがねぇ・・・

 2日の記事なんですが、vectorで公開中のソフトの一部がウィルスに感染していたとITMediaが記事にしています。なんと4000近いタイトル(ソフト)が感染していたとのこと。経路としては社内のローカルマシンが感染し、ネットワーク経由で公開用のwebサーバにも入り込んだようです。vectorでは3種類のウィルス対策ソフトを用いてウィルスチェックをしていたようですが、「新たに登場した亜種」らしく検査をすり抜けたとのこと。感染は9月27日に発見し、翌28日には対策が完了したようです。

 問題は感染した807タイトルが7873回ダウンロードされたことですね。ダウンロードした人のマシンが発症したとすれば、被害甚大です。これ、訴えられるんでしょうかねぇ!?。個人的な感情としては、アメリカみたいに何でもかんでも「訴えてやる」はおかしいと思ってますので、是非vectorにはダウンロードした人に対して何らかの補償することで円満解決できればいいなとは思うんですけどね。

 とはいえ、vectorの危機管理体制が脆弱であることをさらけ出した事件ですね。これを対岸の火事とするか、他山の石とするかで大きく違ってくると思いますね。

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 それとは別に今年も愛知県から中小繊維製造業者自立事業のアドバイザをお願いしたいとの連絡がありました。事業としては来年が最後です。はてさて何社申し込みがあるんでしょうか!?。今年の状況から見るとかなりビジネスモデルがきちんと構築されていないと認定されないような感じですからね。
 申請される企業はかなり気合いを入れないとダメな気がします。前にも書きましたが「補助金とれなくても、その仕事やり遂げる気持ちがありますか?」と尋ねて「はい」と答えてくれる企業が来るといいなぁ・・・。

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2006年10月16日

もう一つのブログ&賞品のウィルス感染

 昨日の記事で研究会に参加したことを書きましたが、その関連でもう一つブログを立ち上げ、正式にオープンしました。ビジネスパートナーズ@中部です。これは趣旨に賛同し集まってくれた中小企業診断士が、中小企業に有益な情報を発信することを目的にしたブログです。9月にはスタートするぞ!と思ってたのですが、私自身忙しいこともあって、なかなか公開することができませんでした。

 オープンしたてということでほとんど記事がありませんが、メンバーも張り切って投稿してくれると思ってます。この「つれづれなるままに」同様、「ビジネスパートナーズ@中部」もよろしくお願いします。

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閑話休題
 13日に日本マクドナルドがキャンペーンで賞品として配布したMP3プレーヤーの一部にウィルスが感染していたことを公表しました。MP3プレーヤーですって、奥さん(^^;。
 ということはこのMP3プレーヤー、OSとして Windows を使っていたということですよね。組込OSに windows ですか・・・。PCと連動してデータの転送をすることを考えれば、Windows を使うというのも選択肢の1つとして考えられる話ではあります。
 でもどうやって感染したんでしょうね。記事では感染原因は不明とのことですが、賞品として配った1万台すべてを回収するとのこと。懸賞賞品なので誰に配布したかは把握できているんで、手間は少ないでしょうね。不幸中の幸いかと思います。

 これからはどこにウィルスが潜んでいるか疑心暗鬼になりそうな気もします。そういう意味ではPCのウィルス対策はきちんとしなくてはいけませんね。今回のウィルス感染は、PCに接続したときに、ウィルス対策ソフトが起動して警告を発したことで判明したそうですから。

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2006年11月03日

MSネタ 2+1

 今日はMSネタ。すべて、ITMediaからです。
 1つは vista と office2007 のパッケージは「長期保存対応」という記事。なんでも、「材質をプラスチックにすることで、衝撃に強くなり、ソフトウェアのディスクやマニュアルなどを安全に「一生保管する」のに適したパッケージに仕上げた」とのことなんですが、一生保管するものなんですか?、vista や office2007 って。ましてやあんな判りづらいマニュアルを読みます???。紙製パッケージのほうが自然に優しいような気がするのは私だけでしょうか??。

 でもう一つはIE7日本語版リリースです。昨日(2日)に正式リリースされました。すでにセキュリティホールがあるとのアナウンスがあるんですが、大丈夫なんでしょうかね!?。それに、また重たくなりそうな気がするんですが・・・。まあ、脆弱性については Firefox のほうにも報告があったのですが、どうもMSはあまり脅威には考えていない素振りも見えてます。

 で、ITMedia を眺めてたら、オッとびっくりな記事を見つけてしまいました。なんとMSとNovellが提携するみたいです。記事のタイトルは「歴史的提携」とあります。確かにこの2社敵対してましたからねぇ。Novellはかつて NewWare で一世を風靡したんですが、windowsがネットワークに対応した(WorkGroup、日本では発売されず)ことで、そっちに乗り換えたユーザがたくさんいましたから(かく言う私もその一人なんですが)。
 今はSUSE Linux(スーゼとか読むらしい)を販売しているんですね、Novellって。犬猿の仲だった会社同士が提携かぁ・・・。記事によると
「WindowsとLinuxの両方を必要とする顧客に対してはSUSE Linux Enterpriseを
 推奨するほか、SUSE Linux Enterprise Serverへのアップデートとサポートの
 クーポンを配布するなど、顧客がWindowsとLinuxの両方から利益を得られる
 ようにする」
らしいです。MSのサーバから Linux サーバに乗り換える企業が増えるような気がするのは私だけでしょうか???

 この記事書くの2回目なんです。FireFox のバージョンを2.0にあげたのはいいんですが、タブに閉じるボタンがついてて、誤ってそれをクリックしちゃったんですよ。これって、改悪のような気がするんですよねぇ・・・(^^;

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2006年11月14日

PLCモジュールが

 日経新聞によると松下電器がPLCアダプタを発売するとのことです。で、松下電器のページを見てみると「HD-PLC」方式を採用したPLCアダプターを発売」とあります。もうアメリカでは発売していたのですが、国内は関係機関との調整が手間取っていたものです。実はこのPLC、ノイズが発生する場合があり、それがアマチュア無線などの通信を妨害するとかで、なかなかまとまらなかったんですね。それがようやく認可され、発売にこぎつけたというわけです。

 オープン価格にはなっていますが、アメリカではセット価格(親機と子機)で200ドルということで、国内でも2万円前後になると予想されています。今の無線ルータよりは高めですが、量産されればかなり安くなるんではないかと思ってます。家庭内とか、オフィスで使うことを考えると、今主流になっている無線LANより使い勝手がいいかも知れません。なんたって電力線を使うから盗聴が難しくなりますからね。
 私の自宅も無線LANなんですが、親機とノートPCが部屋をまたいでおり、電波状況があまりよくないんです。また家によっては1階と2階で使いたい場合もあると思います。そういう場合には十分価値があるはずですね。

 12月には発売されるようです。なんとか手に入れたいものです。

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2006年11月15日

ケータイ早打ち 続き・・・かな?

 先日、携帯の入力早打ちの話を書いたのですが、ITMediaには、その記事よりも前に、音声認識とケータイ早打ちと競争して音声認識が勝ったという記事がありました。
 その記事によると
  1)ケータイ早打ち(前)チャンプ
  2)Tegicのシングルタップ入力法「T9」を使う同社の元社員
  3)フルQWERTYキーボード付きBlackBerryを使う達人タイピスト
  4)音声認識
で争ったとのこと。
 音声認識が正しく動作するなら、手より早いのは当たり前ですね。まあ、音声認識技術のレベルが上がっていると見ることもできますけどね。わざわざ記事にする必要があるのかどうかは非常に疑問ではあります。

 日本語での早打ちを試してみた記事も見つけました。04年7月の話ですから、かなり古いんですが。その記事によると、ポケベル打ちだと、ひらがな限定ですが、かなり早く入力できるようです。でも、今の携帯ってポケベル打ちなんて出来ないのがほとんどでしょうから、もう記録更新はできないとは思いますが。


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2006年11月16日

ベクターのウィルス対策

 以前記事にした、ベクターのウィルス感染ですが、ベクターが再発防止策を完了したと発表されました。元記事はITMediaのここです。

 ベクターのwebページによると今回の感染には
 1)ウィルス検知などを単一のソフトメーカーのものに頼っていたこと
 2)未知のウィルスへの対応策が構築されていなかったこと
 3)配布ファイルの公開が自動処理でされていたこと
 4)公開準備サーバとウィンドウズサーバとつながっていたこと
 5)ウィルス感染時の対応が十分に準備されていなかったこと
という5つの問題点があったとのことです(ITMediaの記事はきちんと整理されてなく、文章がひどいです)。
 この5つの中で、3)、4)を除けばどこの会社でも想定できる問題点だと思います。とくに5)はひどい。危機管理という言葉が虚しくなるような気がします。
 一般企業に置き換えて考えると、
 ・ファイルサーバに従業員全員が見るファイルがある
という前提で、
 誰かの端末(PC)にウィルスが感染した。
 このウィルスが上に書いた「従業員全員が見るファイル」に感染し、
 そのためファイルを開いたすべての端末が感染した。
と考えれば、どこの企業でも起こりうる問題であることがわかります。

 対応策はベクターのページを読んでもらうことにして、今回の対応策だけで十分かというと、残念ながらそうではありません。公開準備サーバにアップロードされたファイルがすでに感染していた場合には、この網をくぐり抜ける可能性もあるわけです。ベクターとしては「弊社では今後ともより高い安全性を確保するための改善努力を続けてまいります。」ということですので、まあ、今後を見守ることにしましょう。

 とはいえ、これらの問題点は一つに集約されると思います。それは「危機意識」じゃないかと。つまり危機管理が不十分だったために、ウィルスに感染されたファイルがばらまかれたと考えるのが妥当なんじゃないでしょうか。
 危機管理のポイントは、危機の回避(予防)と発生時の対応です。これは全社で対応しなくてはいけません。特に経営者、経営幹部の人たちは真剣に考えていかなければならないことです。

 私の事務所でそういうことが起こらないことを祈りつつ


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2006年11月25日

クローン携帯は存在するのか?

 23日読売新聞の朝刊で「クローン携帯の不正使用をドコモが確認した」と報道されましたが、NTTドコモはこの報道を否定しました。ドコモの発表によれば、国際ローミングでの誤接続・誤確認によって不正な課金が発生したとのこと。

 クローン携帯の存在はかなり前から取り沙汰されていました。03年11月には初提訴されています。この裁判結果は不明ですが、ユーザ側としてはその存在を否定していません。
 同じ電話番号に書き換えることはそれほど難しくないようです。携帯の中にあるEEPROMを書き換えられるようです。システムとして同一番号端末を認識できると携帯会社は言っています。また携帯電話には電話番号以外に端末を識別するIDがあるとのことで、このIDを複製することは技術的に不可能であるとしています。

 存在を否定するというのは「悪魔の証明」であり、不可能です。存在を肯定するのはクローン携帯を1台でも見つければいいのです。ということはユーザ側にその存在の証明を行う必要があります。
 このままクローン携帯が見つからなければ、携帯キャリアの勝ち。もし1台でも見つかればユーザの勝ちになります。

 とはいえ、今回のケースは再発しないとは言い切れません。ユーザである私たちは請求書をきちんと調べるしかないんでしょうね。


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 あっ、昨日書いたTOICAですが、入手できませんでした。名古屋に出掛けるときにJRを使わなかったものですから。いつ入手できるんでしょうねぇ。

2006年12月11日

今年は電池のはずれ年!?

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 7日の記事なんですが、「NTTドコモの携帯電話でバッテリーに異常発熱や破裂の恐れ──回収・交換を実施」という報道がありました。リードを見たときには「あれ!?、またソニー??」とも思ったのですが、「回収の電池は三洋子会社製、工程に問題」ということで、ちょっと邪推だったなと。

 この会社は三洋電機とユアサインダストリーが共同出資したものということで、「おぉ、あのユアサ電池かぁ」と。GSバッテリで有名な会社ですね。新幹線で大阪に向かっていくと工場が見えます。

 ITMediaの記事によると「三洋電機の連結業績に与える影響は「現在精査中」としている」とのことで、三洋電機は大変ですね。今年の業績はぼろぼろになりそうな雰囲気です。来年からプロ野球のオールスターゲームのスポンサーから撤退ですし。

 今年はソニーが全世界レベルでバッテリの回収をすることになったことは記憶に新しいところです。この回収で大きく利益を減少させています。ということはこの子会社も下手をすると赤字になるかも知れません。「注意一秒怪我一生」というのは交通標語なんですが、企業経営にも当てはまるようです。

2006年12月16日

制作側とユーザ側

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 任天堂のwii、ついにストラップを交換することになりましたね(いくつかのメディアが流していますが、ついついITMediaを使ってしまいます)。で、その記事の中に
「想定を超えた動作をされたことで、ごく一部のユーザーから0.6ミリのひもが切れると報告を受けた」
とあります。制作側の無意識がこのようなことになったんじゃないかと思っています。

 これ、ソフト開発の現場、特にデバッグでよくやります。本来はホワイトテストを行ってソースコードレベルでチェックするのですが、モジュールテスト以降になるとホワイトテストを行うことはかなり難しい。PM(プロジェクトマネージャ)が経験不足な人だったり、納期が押せ押せになってたりすると、どうしてもテストが甘くなってしまいます。ここで、無意識のうちに「こんなことは入力しないよな!?」と必要なテストを省略してしまう。ところが、ユーザは「こんなこと」を入力してしまうんですよね。で、最悪の場合システムがストップしてしまうようなことに。
 これは、ソフトの知識が多い人ほどやってしまう可能性が高い。なんでか!?。それはユーザではないからなんです。ユーザ心理が判らないんです。

 ユーザは制作者が想定しているものの斜め上をやってくれます。それでも耐えうるハード・ソフトを作って行かなくてはならないんですよ(ここでいうハードとはコンピュータに限らず製品と考えてます)。世の中にあるハード・ソフトも昔に比べて遙かに複雑になっています。でも、それに対応できないと企業は存続できない可能性が高くなります。
 便利な世の中ですが、大変な世の中でもあるんですね。

2007年01月25日

vistaで買い控え・・・ほんまかいな!?

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 日経web版に「パソコン国内出荷、4年ぶり減・ビスタで買い控え」という記事がありました。本当にそうなんでしょうか!?。同じような疑問を持っている人もいらっしゃいます。先日のブログで紹介した大西さんのページにありました。買い控えの原因が vista のリリースとは思えないんですけど。日経の記事には「ただ、パソコンの販売低迷には、買い替えを促す革新的な機能が久しく登場していないことなども指摘されている。」とあります。私としてはそっちのほうが大きく影響していると思えるのですが。

 日本人は比較的新しい物好きではあるのですが、かつて windows95 の発売当時のようなフィーバーが起こるとは思えない。なんでかというと
 1)windows3.1 -> windows95 のような画期的な変化(バージョンアップ)ではないこと。
 2)microsoft の製品は初期バージョンを入手すると、かなりの確率でトラブルに見舞われるということを、消費者が認識しているのではないかということ
ということを感じているからです。
 特に2)は企業においては業務に差し支えがでるようなトラブルが出る可能性もあることを考えれば、おいそれと Vista に乗り換えるとは思えません。まともな管理者がいる企業ならば、sp(サービスパック)が出た後でないと購入しないと思います。いままでの windows って、まず間違いなしにspが出る前のバージョンは致命的なバグが存在していましたからね。NT4.0なんかsp6まで行きましたからねぇ・・・。

 この買い控え、個人向けが20%も落ち込んだとのこと。日経マネー&マーケット記事を読めば、Vista の発売時期の遅延が原因ではないことがわかります。今の若い人たち(う〜〜ん、こういう書き方すると自分が若くないことを実感するなぁ)はパソコンよりも携帯電話なんですよね。Vista に期待をしすぎると足下を掬われることにもなりかねないと思うのは私だけでしょうか!?

2007年02月19日

試験制度の改革

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 ITMediaに試験についての2つの記事がありました。一つはMSの認定プログラム、もう一つは情報処理試験についてです。

 MSのほうは office のスキルをはかるもので、Microsoft Office Specialist に追加されるようですね。もともとは MOUS(Microsoft Office User Specialist)と言ってたものを名称変更したものです。オフィスのスキルをはかるもの。Office 関連ではもう一つMOT(Microsoft Official Trainer)もありますね。こっちは講師用の資格です。どちらも Office のバージョンごとに資格があるので、完全取得は大変です。1回の試験で1万円以上しますしね。学生には大変厳しい金額です。
 今度追加されたものはMicrosoft Certified Application SpecialistとMicrosoft Certified Application Professionalの2種類のようです。

 情報処理技術者試験は経済産業省認定資格で、もう情報処理を仕事にする人には有名な資格ですね。歴史は古く1969年から開始されています。私の知っている範囲では、当初1種、2種と監査の3つくらいだったような記憶があります。でも今は14種類あり、この春に抜本的な改正をするようです。どうも法律や英語も入れるらしいですね。

 この二つの試験、どっちを取得するほうがいいんでしょうか?。両方取得できればそれに越したことはないのかもしれません。でもどちらにも良いところ・悪いところがありますから、判断は難しいところです。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のページに「いる資格、いらない資格」というページがあって、日経BP IT Pro へのリンクがあります。そこを見てみると、営業に取らせたい資格として初級シスアドが一番人気です。ここにはベンダー資格はあまり評価されていません。とはいえ、ここのアンケートの対象はソリューションプロバイダつまりソフト開発をやっている会社ですから、一般の会社とは違うのかも知れません。

 ベンダー試験、特にMSの試験は派遣社員には評価が高いようです。ヘルプデスクなどの業務を派遣社員にやらせることが多いですしね。この資格を持っているということはExcel や word が使えることを明示していることになりますから。情報処理試験、特にプログラマーよりの資格よりは評価が高いと思います。

 私が専門学校で資格の話をするときに「資格を持っている=仕事が出来るということではない」と言っています。資格を取った=取るための努力をしたということなんです。人を採用するときの目安でしかないと思うべきと言っています。取った後が大事なんですね。

 ただ、私の年代になると勉強してもそれを記憶することがだんだん難しくなっています。でも頑張ってトライしないとね。

2007年03月08日

確定申告 終わりました?

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 今年も確定申告のシーズンということで、例年は今の時期必死になって資料を作成しているのですが、今年は2月末には税理士さんのところにデータを渡すことができました。おかげさまで今年は余裕ぶっこいてます・・・が、私がやったのではなく、事務員さんがやってくれたというのが実際。私がやっていれば今頃真っ青になっていたかと思います。

 で、この確定申告、今はネットを通じて申告する「電子申告」が少しずつ認知されてきました。が、このシステム大きな問題が山積しているように思います。そのあたりを指摘しているのが、日経ビジネスオンラインの「あえて国税庁に言いたい、「e-Tax」の使い勝手向上を望む」という記事です。詳しいところはリンク先を読んでもらうとして、この記事の結びとして
------------- 引用開始 -------------

このままでは日本がIT後進国に

 IT業界に深く携わる私としては、今回のe-Taxとの奮闘劇で、つくづく思い知ったことがある。それは日本のIT業界の根本にある「個人ユーザー軽視」の悪習だ。

 IT業界、特にソフトウエア開発の仕事は、個人向けPCソフトの開発以外は、基本的には「B to B」が主流だ。企業から仕事を受注し、その企業が求める仕様に沿ってソフトウエアを開発する。従って商売としては、その企業の担当者が求める機能要件を満たして品質の良いソフトウエアを納入すれば十分に成立する。

 最終ユーザーである個人の使い勝手を追求するとソフト開発量がどんどん膨らみ、発注する企業にとってはさらなる負担を強いられることになる。今回のe-Taxもソフトとして必要な機能は十分に揃っているのだろう。しかし、個人が使うにはあまりにも使い勝手が悪い。

 しかも、事前に必要な事項(初期暗証番号の事前変更、電子署明の入手、特定のICカードリーダーの購入など)をユーザーに周知徹底していない。これはIT業界の問題というよりは国税庁の問題で、あまりに事前の負担を強調すれば国民が使ってくれないと思ったのか、あるいはあまりにサービス精神に欠けたお役所仕事の結果と言わざるを得ない。もしくは、使い勝手のよいソフトにするための予算が足りなかったのかもしれない。

 しかし、本来、IT業界が成熟した産業となるためには、自分たちが作り上げたソフトがどのように使われるかまで、きっちりと視野に入れるべきだ。 ITが社会的なインフラとなりつつある現在、そこまで発注者(この場合、国税庁)に提案し、実現させるのがIT事業者の責務ではないだろうか。こんな状況が続けば、どんどん日本はIT分野の後進国になっていく。私はそれが不安でならない。

------------- 引用終了 -------------
とあります。
 私はこの結びに基本的には賛成です。個人ユーザに限定するのではなく法人を含めたユーザを軽視するのは官公庁のシステム自体がそうなっているからだと思ってます。
 基本的には情報システムを導入するときには「業務の見直し」をしないといけません。人間がやっていることをそのままコンピュータシステムに置き換えたなら、人手を介したやり方のほうが早いということにもなりかねません。ところがお役所は前例主義ですから、いくらベンダーが「ああしましょう、こうしましょう」と提案しても上司の許可うんぬんと×を食らうことがよくあります。
 まあ、提案するほうも提案方法がまずいということも否定できませんけど。

 役所としては、インターネットなどを利用して申請・届け出したものも「書類」と見なしています。まあ電子書類という概念もありますので、書類でもいいでしょう。でも電子媒体というのは信用していなくて、紙媒体に絶対的な信仰があるように感じられるのです。この信仰がなくならない限り、官公庁のシステムはユーザである国民に対して配慮が不十分なものになってしまわざるを得ないと思ってます。

 まあ、言いたいことはもっとあるのですが、書いても疲れるだけなので、今日はここまで。

2007年03月09日

CRTモニタは統計上ゼロ・・・なんだそうです

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 午前中にお客さんのところでPCを触っていたのですが、そこのモニターが15インチCRTで四隅がちょっとゆがんでました。そのときには何も思わなかったのですが、日経techonのこういう記事を見つけ、「あっ、言われてみればそうだよなぁ」と思ってしまいました。
 その記事は「CRTモニタは2007年,統計上「ゼロ」に」というものです。
 以下は記事を引用したものです。
----------------- 引用開始 -----------------

 電子情報技術産業協会(JEITA)による情報関連機器の市場調査によれば,デスクトップ・パソコン用モニタの国内出荷台数が2006年,マイナス推移を脱した。2006年の国内出荷台数は553万3000台で,前年実績を2%上回った。デジタル・テレビ放送が視聴できるパソコンが増えたことでモニタに対する高画質化の要求が高まっていることなどが,買い替え需要を喚起している。

 2006年におけるデスクトップ・パソコン用モニタの国内出荷のうち,99.7%までが液晶モニタとなり,CRTモニタは1万9000台にとどまった。 2007年にはCRTモニタ需要は統計上はゼロになり,特定領域でわずかに残る分も早晩,液晶モニタに置き換わるとJEITAはみている。

(中略)

ワイド化,大画面化が進む

 次に,画面サイズ別にデスクトップ用モニタの出荷比率をみてみる。世界市場では16〜17型が2006年の出荷比率で50%を占めた。しかし,2009年には18〜19型が47%まで拡大し,主流になる見通しだ。

図 デスクトップ・パソコン用モニタの世界出荷台数の推移(JEITAの予測,単位:百万台)

 国内市場は,世界に比べると全般に画面は小さめだ。しかし,それでも今後は15型以下の出荷比率が減って,16型以上の比率が増していく。ノート・パソコン用も同様に,国内外で12型以下は横バイで推移し,それより大きい品種が出荷を伸ばしていく見込みだ。

図 デスクトップ・パソコン用モニタの国内出荷台数の推移(JEITAの予測,単位:千台)

 こうした大画面化の流れは,ワイド化と同時に進展している。パソコンのAV対応の動きを新OS「Windows Vista」が加速し,ワイド品の需要を促進しているという。加えて,液晶パネル・メーカーの生産ラインにおいて,通常アスペクト比(4:3)の製品と同じ面取り数で一回り大きなパネルが生産できることから,メーカー側にも単価の維持やコスト削減を狙ってワイド化を進めたがる事情があるとJEITAは指摘する。

----------------- 引用終了 -----------------
 確かにCRTディスプレイはもう見なくなりましたねぇ。私の事務所には稼働しているモニタは4台あるのですが、1台だけCRTディスプレイでサーバに接続されています。で3台のLCD(液晶ディスプレイ)のうち1つが15インチで2つは19インチです。国内出荷予想を見てみると18〜19インチが伸びていくようです。やっぱり大きいほうが見やすいですからねぇ。私自身もう15インチのLCDはあまり見たくなくなってきていますから(まあ、老眼というのもあるんですが)。
 多分この出荷台数の増加とともにインチ当たりの単価もどんどん下がっていくんでしょうね。

 でもこの出荷台数の伸びにvistaが影響しているとは思えないんですが、どうなんでしょう。なんでもかんでもvistaが関係しているような報道を目にするとなんだかなぁ・・・と思ってしまうのは私だけ???

2007年03月13日

情報漏洩863万件ですか!?

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 昨日は朝から客先回りをしてたので、気がつかなかったのですが、大日本印刷の情報漏洩事件、これはすごいですねぇ・・・(^^;。結構詳しく書いてあるのがITMediaだったので、その記事「大日本印刷から個人情報863万件流出 大手ISPやauなど43社」を読んでみると、ジャックスのカード情報流出事件の犯人の余罪のようです。ジャックスの場合は15万件、DNPのほうは863万件ですから、こっちのほうが被害が酷いですね。
 ここで大きな問題は、DNPが扱っている個人情報がクライアントから預かったDM用の情報だったことです。業務上顧客から情報を預かる会社はたくさんあります。そのなかでもDNPは大企業で情報漏洩にもかなり取り組んでいた会社でもあります。そのDNPからですからねぇ。

 詳しい情報は同じくITMediaの「DNPから個人情報863万件以上が流出、「悪意を持った内部者」への管理が不十分」にあります。下の方にある表をみると、アメリカンホーム保険が150万件、UFJニコスが119万件とあります。情報が漏れた顧客一人に対してDNPが5000円払うとしたら・・・。いや〜、下手をすると損害賠償で会社がつぶれそうになる金額です。実際にはDNPが支払うのではなくて保険会社が払うようになるとは思うんですけどね。

 この記事に「大日本印刷の広報担当者は、一連のセキュリティ対策は職場への物理的な出入りや外部侵入の監視には効果があったが、内部者による犯行を防止するには十分ではなかったと述べた。」とあります。確かにそうなんですが、悪意があるなしは別にして、このような情報漏洩は外部から不正アクセスされるよりも内部から漏れる場合がほとんどなんですね。そういう意味では、脇が甘かったと指摘せざるを得ません。

 基本的に日本の企業は、社員は変なことをしないという性善説を採っていることが多いと思います。またそうでなくてはやってられないところもあります。個人情報保護法が出来て、たくさんの企業で従業員に誓約書を求めたと思います。でも、心のどこかでは「うちの社員に限って」と思っていると思います。
 でもこういう事件が多くなってくるとそういうことも言ってられなくなりますね。DNPという大企業でもこうなんですから、中小・零細企業はもっと大変になってきそうです。嫌な時代になってきているのは間違いなさそうです。

2007年03月30日

数は少ないけれど

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 日経ITPlusに『セキュリティホールの数が最も少ない商用OSはWindows--シマンテック調査[CNET Japan]』という記事が26日に出されました(ちなみにCnetJapanの記事はここで、英語版はここです)。うん??、そうなの?、とこrで商用OSって Windows と MacOS の他に何があるのさ・・・と記事を読んでみると、
商用OSには RedHat Linux なんかも入っているようです。で、記事には
Windowsはセキュリティホールの数は最も少なかったが、重大な脆弱性の数はRed Hat LinuxやMac OS Xを上回った」とあります。
 記事には、脆弱性のレベルやパッチの開発日数について記述がありますので、これをサマリーしてみますね。








WindowsRedHat LinuxMacOS X
脆弱性数3920843
うち高レベル約1/3
うち中レベル2013031
うち低レベル記述なし単純計算で207011
開発日数21日58日66日

となります。脆弱性のレベルを全体で比較してみると





 WindowsRedHatMacOS X
レベル高33.3%1.0%2.3%
レベル中51.3%62.5%72.1%
レベル低15.4%33.7%25.6%

となります(但し、windows の高レベルは概算、低レベルは引き算)。脆弱性の問題は総数ではなくて、高レベルの問題の数を比較しないといけないんじゃないでしょうか?。表題だけ見ると Windows が優秀そうに思えるのですが、実態はねぇ。
 それに開発日数だって
--------------- 引用開始 ---------------
 また同報告書によると、エクスプロイトコードが出回ったり、攻撃者に利用された脆弱性が最も多かったのもWindowsだった。Symantecは、 Microsoftが他のベンダーよりも早くパッチを開発、発表せざるを得なかった理由の1つとして、この点を挙げている。
 またSymantec は同報告書の中で、MicrosoftのInternet Explorer(IE)よりも安全性の高いブラウザとして、FirefoxなどのMozilla製ウェブブラウザを挙げている。
--------------- 引用終了 ---------------
とありますから、OSとしての優秀性を示すものではないと思います。で後段ではブラウザとしてのIEはよくないとあります。

 私はIEを滅多に使いません。どうしてもIEしかダメなところだけ。私が使っている銀行のオンラインはIEもしくは Netscape だけで FireFox はだめなんですよねぇ。FireFox に慣れちゃうとIEに戻れないです。

 とにかく、こういう記事にだまされないようにしましょうね。どうもこういう発表は Microsoft に遠慮しているような気がしてなりません。まあ、symantec も製品として売れるのは Windows版がほとんどでしょうから、気を遣うのも仕方ないっちゃあ仕方ないんですが。

2007年04月12日

VPNの構築・・・いやぁ〜お恥ずかしい話です

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 今日は良い天気でしたね。さっき事務所にあるエアコンのコントローラが冷房になっていました。そんな中、今日は客先の営業所に出掛けました。伊勢湾岸道を走ったのですが、気持ちよかったです。

 そこのお客様のところで受注管理のソフトを組んでいるのですが、当初からVPNを利用して営業所からもアクセスできるようにという話になっていました。そこで softether を導入することを当初から考えていました。まずは管理ソフトのほうを優先して作成し、ほぼ目途が立った時点でVPNのインストールです。最初、事務所にあるサーバに softether の商業版である PacketiX VPN 2.0 をインストールしたのですが、何故かファイルにアクセスできません。「???」状態で、知り合いに尋ねたのですがどうもはっきりした答えが返ってきません。

 いろいろあって、昨日客先サーバにインストールしたのですが、事務所のサーバと同じ症状です。それは
 1)接続(ログイン)はできる
 2)マイネットワークを開いてもファイルはおろか、サーバが見えない
 3)よって SQL Server のデータも接続できない
というものです。今日は営業所でPCのセットアップということで、昨夜は必死こいてネットを検索。窮すれば通ずで、参考になるページ『SoftEther VPN で VPN 環境を構築する』を発見しました。
 読んでいくうちに私の間違いが判りました。それは

 ・VPNサーバとDBサーバが共用になっているサーバには、
  サーバプログラムとクライアントプログラムの2つが必要で
  あること
です。これ、目から鱗でした。冷静に考えれば当たり前なんですが、サーバにはサーバプログラムだけあれば大丈夫だと、長い間勘違いしていました。これが判れば話は早いです。早速サーバにクライアントプログラムを入れてセットしたら、簡単にVPN経由でサーバを見ることができました。
 客先のサーバには pcAnywhere を入れてありましたので、昨日の夜遅くにリモートでクライアントプログラムをインストール。事務所から客先サーバのデータが見えることを確認して一安心。

 今日の午前に客先に出向き、細かい設定をした後に三重県にある営業所に出掛けました。冒頭の話はこのときの話です。営業所のPCへのセットアップは10分で完了しました。

 しかしこのVPNは本当に便利です。どこにいてもネットにつなげれば、サーバにあるデータを見ることができるんですから。でも利便性は安全性を犠牲にしていますから、ユーザIDとパスワードが漏れれば誰でも見ることができます。注意して運用しないといけません。このことも客先に十二分に納得してもらわないといけません。
 でも、これからもVPNは私のお客には是非導入させたいなと思ってます。

2007年04月15日

昨日は携帯、今日はPHS

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 昨日は携帯のPC接続の話を書いたのですが、今日はその対抗馬?のPHSの話になります。またもやIZAなんですが、『携帯キャリアが口にしない“不都合な真実”』という記事を見つけました(元記事はITMediaの+Dスタイルなんですが、見つからない)。まあ、willcomが発表している内容ですので、話半分とまではいかないまでも、若干割り引いて読んでいます。

 この記事によると「不都合な真実」というのは
---------------- 引用開始 ----------------

 近氏は“不都合な真実”として、通信速度とトラフィックの関連性を説明した。固定ブロードバンドの月間トラフィックは平均10Gバイトで、ウィルコムの408kbps接続サービスではだいたい1Gバイト。通信速度に比例してトラフィックも増えていくが、携帯電話に関しては10Mバイトから多くて100Mバイトにとどまる。

 「携帯キャリアの方は口にしないが、携帯電話でモバイルブロードバンドを実現しようとすると、今の100倍から1000倍の回線容量が必要になる。果たして、現在と同じ料金水準でこれを実現できるのか」(近氏)と、各キャリアの容量不足を指摘した。

 また、全国エリアで高速に使えるのは3.5Gまでで、それ以降の4GサービスやWiMAXでは、“速度は速いがエリアが狭い”“どこでも使えるが、速くはない”と、データ速度とモビリティがトレードオフになる。近氏は、これは技術的な限界であるとし、さらに回線容量という指標が考慮されていないという。

---------------- 引用終了 ----------------
ということなんですが、まあ簡単にすると「今の携帯電話で高速化を図ると回線容量が足りない。だから今の料金では無理ですよ」ということになります(えっ、端折りすぎ???)。
 私はWZERO3(004SH)を持っていますので、PHSが高速になって定額だと嬉しいんですけどね、PCの通信環境が事務所でADSL8M、自宅がCATVで30Mですから、やっぱり最低でも1Mは欲しいですよねぇ。早くそうなってくれると嬉しいんですが、携帯とメールがどこにいても追いかけてくるように思えてしまいます。
 実際、メールはどこでも読めないと不安なところがあるんですが、そこまで逼迫した内容のメールってほとんどないのも事実です。

2007年04月21日

3ドルOS

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 IZAに『「3ドルOSで格差なくせ」WinXP途上国向け』という記事が。なんやそれと思って読んでみると、MSが発展途上国向けに自社のOSとオフィスを3ドルで販売すると Bill Gates が北京で公演の中で言ったらしいです。
 3ドルというと日本円で350円くらい。日本の感覚でいうとめちゃくちゃ安いですよね。正規に買うと150ドル=17700円ですから1/50の価格です。MSは「貧富の差から生じるデジタルディバイドの解消を支援する」らしいです。
 たしかに3ドルは安いですよね。でもソフトを安くすれば、「貧富の格差から情実デジタルディバイド」が解消できるんでしょうか。「支援する」とありますから、それ自体で解消できるとは思っていないんでしょう。でもソフトが安くなってもハードのほうが高ければ無理でしょう。ましてや今回3ドルで販売するのは Windows XP Home(記事では簡易版とあるからHomeでしょう)や Office Personal です。これをまともに動かすには、最新に近いハードを揃えないとだめですよね。

 貧富の格差から生じるデジタルディバイドとありますが、一番の問題は貧富の格差が存在することです。それとインフラの問題も無視できません。電気がまともに通じていないところもあります。そんなところでパソコンでどうのこうのって、無理なんじゃないかと思うのですが。

 記事には
-------------- 引用開始 --------------

 世界的な課題となったデジタルデバイドの解消を目指す活動は、すでに始まっている。
 米マサチューセッツ工科大学のニコラス・ネグロポンテ氏を中心とするグループは「One Laptop per Child(1人の子供に1台のノートパソコン)」のプロジェクトを推進。無償OS「リナックス」を採用して、低価格のパソコンを途上国に普及させる活動を進めている。最終的に、ノートパソコン1台の価格を100ドル(約11800円)に下げて途上国に普及させる計画だ。

 一方、マイクロソフトも過去、マレーシアやタイなど数カ国に限定して、ウィンドウズの価格を30ドル(約3540円)以下に抑えて提供してきた。
 しかし、今回はその10分の1だ。なぜマイクロソフトは、3ドルソフトに踏み切ったのか。
 ゲイツ会長は「教育は未来にのための最も重要な投資だ」と説明、今回の計画が単なる慈善事業ではないことを強調した。
 途上国では、ウィンドウズなどの海賊版の使用が横行しており、安価であっても料金が支払われれば、ビジネスになる。さらに、今後成長が期待される途上国で、無償OSに対抗して、主導権を握るためには、ウィンドウズのユーザーを増やしておくことが不可欠だ。

 「現在10億人の世界のパソコン人口を、2015年までに2倍の20億人にしたい」
 技術革新の無限性を信じて止まないゲイツ会長の野望だ。

-------------- 引用終了 --------------
とありますので、MSの本音は、「海賊版」と「linuxPC」への対抗策でしょう。 まあ、将来を見越した戦略のようですね。ある意味ものすごくえげつない戦略です。が企業としては、当たり前の戦略でもあります。

 でも何故かMSが発表するとうさんくさく思えるのは何故なんでしょうねぇ。

2007年05月06日

えっ、今が買い???

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 雨の日曜日、明日から仕事という憂鬱な日になってしまいそうなと思っていたら、IZAの記事を見てポカンっとなってしまいました。『今が買い「Vista」 失敗しないPC選び』という記事なんですが、IZAっていつからMSの手先になったんでしょうか!?。イザブログは今現在11件ありますが、肯定的なのは1件、XPでも十分というのが1件、ちょっと関係なさそうなのが1件、あとの8件は全部否定的なブログでした。そりゃそうでしょう。「どこがすごい」ってそんなものありませんて。確かに見栄えはよくなったのかも知れません。でもそのおかげで新しいハードを買わないといけないというのは、本末転倒じゃないでしょうか!?周辺機器について、まだvistaに未対応のものもかなり残っているみたいですし。
 メーカーが出しているハードって、vistaが動作する最低のスペックですから、ストレスなしに動かすにはメモリー増設が必要です。

 なんで、こんな提灯記事書くんでしょうねぇ。産経かサンスポにMSが広告を入れたんでしょうか!?。

 あぁ、憂鬱度が高くなったような気が・・・。

2007年08月22日

XPの賞味期限はいつまで?



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 ひさびさにITMediaからの話です。『Windows XPマシンは08年1月31日に生産終了』という記事を見つけました。この記事によると「Windows XPの正規OEMライセンス提供が08年1月末で終了し、メーカーによるXP搭載PCの生産も終了する」とのこと。セキュリティ対策の無償サポートは2014年4月までだそうですから、表題の賞味期限は2014年4月までと言うことになりますかね。

 しかし、vistaって本当に売れていないんですねぇ。記事によると世界シェアで3.23%しかないそうです。windows2000 が3.99%だそうですから、古い2000に負けているようです。
 vistaが売れない理由はたくさんありますが、vistaじゃなきゃだめという「理由」がないことなんじゃないでしょうかね。XPで十分というのが、調査結果に出ているんじゃないかと思います。

 とはいえ、PCなんて長く持っても5年くらいですね。できれば3年で買い換えたいとは思うのですが、資金繰りを考えるとねぇ。ということは2008年1月に購入しても2013年までには買い換えがはいるでしょうから、実質的にはXPのピークはあと2・3年というところでしょうか。ただ、サーバはもっと長くして欲しいんですよねぇ。サーバなんていうのは「枯れて」いるほうが安定性があって、安心なんです。

続きを読む "XPの賞味期限はいつまで?" »

2007年10月13日

VICS って便利なものだったんですね


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 今週から始まった東名の集中工事、前にも書きましたが県内の移動には迷惑を被ってしまいますね。昨日は長久手に出掛けたのですが、大学の授業をやってからだったので、時間に間に合うかどうか不安でした。

 で私の車にはVICS対応のカーナビがついてます。どんな機能があるかを確かめながら、VICS画面を開いていました。そうすると、集中工事での混雑具合がわかるではありませんか!?。VICS画面では岡崎インターから豊田ジャンクションまでが混雑しているという表示がされていました。それを元にいつも使う岡崎インターではなく、豊田東インターから東名に入ったところ、順調に目的地に到着しました。

 いや~、これは便利!。どこで混雑しているか判るんですからね。
 ということで帰りもVICS情報を頼りに、カーナビが示すルートを使って事務所に戻ってみました。豊田インターから混雑している(表示が赤)になっています。豊田インター手前で、岡崎インターまで1時間の表示があります。でもカーナビは20分で高速を降りることができると表示しています。豊田インターを過ぎると極端に移動速度が落ち、上郷SA手前で止まってしまいました。
 これは上郷SAの先に豊田ジャンクションがあるのが大きな原因なんでしょう。ほとんど動かなくなってしまったので、豊田ジャンクションから豊田東インターからR248に。

 さっきVICSのホームページを見てみたら、ルート状にある赤表示、高速では40Km以下のようです。できれば、もう1段階欲しいですね。10Km以下が欲しいなぁ。そうすれば高速から降りる判断が素早くできますからね。

 車を換えてからようやく1週間。少しずつ使い方がわかるようになってきています。機能全部を知るにはいつまでかかるんでしょうねぇ。

2008年01月22日

OOo!?


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 ITMediaを見ていたら、『IBMの無償オフィススイートが多言語化、日本語にも対応』という記事を見つけました。OO(OpenOffice)をベースにしたソフトのようですが、IBMが独自の改良を加えたものみたいです。
 IBMはLotusを買っているので、Lotusシリーズの新バージョンと言ってもいいんでしょうね。名前も「LotusSymphony」となっていますし。

 ただ、残念なのが、DBソフトがないことです。OOのbaseが使い物にならない(実用アプリを作れない)ものですから、ちょっと期待したんですけどね。データベースソフトはどうしてもマンパワーが必要ですから、無償ソフトは難しいのは分かるんですけどねぇ。

 とはいえ、オフィスシリーズにおけるMSの寡占状態を打破するためには良いことだと思います。普通のオフィスでは、ワープロと表計算のソフトがあればOKですからね。多分マクロもそれほど使うこともないでしょうし。βが取れたら私も使ってみようかな?。なんせオフィス2007は使えないですからねぇ。

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2008年06月17日

ガラパゴス日本についての見方

 日経ビジネスオンラインで『iPhoneがうらやむ“ガラパゴス”日本』という記事を見つけました。読んで行くにつれ、ちょっと的はずれなんじゃないか?と思えてきました。コメントもそんな論調が多いようです。

 なんでガラパゴスと言われているのかをこの筆者は理解しているんでしょうか?。

 ガラパゴス日本については池田先生のブログにもちらっと書いてあります(『流動化するブルーカラー、固定化するホワイトカラー』)。引用しますが、

サンフランシスコで開かれているSupernovaという会議に参加している。テーマは「モバイル」で、ノキアから無名のベンチャーまで、いろんな企業がプレゼンテーションをするのだが、日本ではもう商用化しているようなサービスが「イノベーション」として語られるのにはうんざりした。ところが日本の話は、まったく出ない。日本の携帯がいかに「ガラパゴス化」しているかを痛感した。
 興味を引いたのが赤字にしたところです。これは、日経のほうでも同じようなことを書いていますね。

 まあ、なんにせよ、SIMロックだけはなんとかならないもんでしょうか。私はNokiaの携帯を使っているんですが、これってロックがかかっていなければ、世界中で電話を掛けることができるんですよね。まあ海外に出掛けることはあまりないのですが、それでも、年に2・3回くらいは出掛ける場合もありますからね。現地でSIMを交換できれば、非常に便利なんですけど。


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