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ネットと広告代理店との関係は

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 今日は黄砂がひどくて視界があまり良くなかったですね。新年度が今日から始まりました。気分一新で・・・と言いたいところですが、相も変わらずひぃひぃ言ってます。

 今日は何を書こうかと思い、新聞サイトを巡っていたらちょっと面白いものを見つけました。CNETに「ネットがもたらす広告業の新潮流」というコラムがあります。ここの最新記事は『広告会社の真価を問う「情報活動代理店」の認識』というものです。一部を引用しますね。
------------------ 引用開始 ------------------

 インターネットの出現によって、個人も企業も情報発信手段が多様化してきたと思っております。もしかすると、企業の広告活動自体もその情報発信活動の一部に過ぎないと捉えないといけない時代が来たのかもしれません。
(中略)
 この2つの記述から私が重要と思っていることは、「個人がCGM等を積極的に使用して情報発信をするような時代に、その情報自体に影響を受けるユーザーが増えてきた。また個人が当たり前のようにインターネットを使い情報発信するようになっているので、企業も情報発信を主体的にかつ積極的に行わなければならない(行わざるを得ない)。しかも情報量が多くかつリアルタイムで発信することを求められている」ということであります。
------------------ 引用終了 ------------------
 確かにそうですね。ネットを通じて情報を発信し続けることが、企業にとって重要な活動の一つになってきていると思います。ネットを利用するということは、一般的に言われるように(1)安価であり(2)修正が容易ですから、企業規模に影響されにくいですから。

 個人事務所で開業している私だってこうやってブログを書いていることで、ある意味宣伝をしています。それに掛かる費用は、書く内容を探す時間と書いている時間の単価+通信料が主なものですね。それを考えるとかなり安価な広告です。
 これまでのメディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などですね)に広告・宣伝を打つためには、広告代理店を通じて高いお金を払わなければなりませんでした。この広告・宣伝は費用対効果の面を考えると、中小・零細企業ではかなり難しいものです。
 それがネットを利用することで企業規模が関係なく広告・宣伝ができるようになったということです。

 ただし、中小・零細企業が安くなったからと言って、簡単にネット上に広告・宣伝が出来るかというと、建前はそうなんですが実際は難しい。ネットというメディアに載せることは簡単ですが、その素材を用意したり、たくさんの人に見てもらうノウハウがない。広告代理店はそこをうまく狙えば、商売の種はまだまだたくさん落ちていると思います。
 記事では「情報活動代理店になる」ことが広告代理店のネット時代への対応策だとあります。これを読んで私はHP作成サービスの会社もこれを認識しないといけないなと思いました。つまりネット専門の広告代理店ですね。

 私も仕事の流れでHP作成を依頼されることがままあります。これらのことを十二分に認識して仕事しなくてはいけないなと感じた記事でした。


P.S.
 今日リンクを1つ追加しました。弁護士・診断士の片岡先生のブログです。
 是非そちらも読んでみて下さい。まだ書込は少ないですが、ためになるブログになっていくのは間違いないかと思います。

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2007年04月02日 19:03に投稿されたエントリーのページです。

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