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タレントが候補者になることは

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 昨日の選挙で宮崎県の知事選で、そのまんま東氏が当選しましたね。最初、氏が立候補したときには、「またタレント候補かい!?」と思っていたのですが、あにはからんや、タレントという大きな武器をあまり使わなかったようで、そこいらの話が産経新聞web版にありました。
 この記事によると「チームそのまんま」というブレーン集団がついていたということで、その幹部が「最初は正直、タレント候補という色眼鏡で見ていたが、いつのまにか『この人のためにやってあげたい』と、本気で思うようになった」とあります。

 今回の宮崎県知事選は敵失も影響しているのですが、応援に知り合いのタレントを呼ばす、きちんとしたマニュフェストも作成した氏の選挙運動が、県民の支持を得たとも言えます。

 こういうことを見ていると、企業のトップの姿勢とだぶって見えるのが不思議です。特に今回の不二家の事件、創業家の流れで社長になったことで真の現場を見ることがなかったのではないかとも感じます。知事として県民の声を聞くのと、社長として従業員の声を聞くのと同じなんじゃないか。また、自身がやりたいことをきちんと説明する。県民との、従業員との「対話」が県政や企業経営にとって非常に重要なことということがわかります。

 そのまんま東氏は本名の「東国原英夫」で知事職に就くとのこと。タレントというこれまでの鎧を捨てて、新たな仕事に向かうということなんだと思います。議会はオール野党ですから、これからが大変だと思いますが、議会との対話もきちんとして県政に邁進してくれればと思います。

 とはいえ、安易にタレントや有名人を候補者として引っ張ってくるのは大反対なのは今も変わってませんけどね。

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2007年01月22日 14:06に投稿されたエントリーのページです。

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