ビジネスの最近のブログ記事

 Apple 社のポリシーがあまり好きではない・・・私は ipad2 に見向きもせず、ipad ライクなアンドロイド端末が早く日本で発売されるのを首を長くしてまっています。そこで先日発表されたのが、NECの Lifetouch W(ちなみに写真はこのページにあります。
 これ欲しいんですが、ターゲットは一般消費者ではなくて『NECは主に企業向けの製品として展開し、電子書籍や新聞・出版サービス向けの閲覧用端末として、流通や小売業、医療、製造分野などでの書類表示や在庫管理・発注業務として、教育機関での学習端末としてなどの利用を想定する。』なんだそうです。

 確かに企業向け製品だと売上がある程度目算できますから、NECの戦略も判らないではない。iPad2の売れ行きを見ると、同じ土俵に上がっても負けると思ったんじゃと私は考えてますけど。でも、OSが Android2.2 ですから、アプリケーションはすでに Android Market にたくさんあります。また、2画面ですから、電子書籍を意識していれば、結構売上が伸びると思うんですが、どうでしょうか。

 東芝はヨーロッパ向けにアンドロイドタブレットを発売しました。正直あまり売れてはいないようなのですが、これも日本では発売していません。NECと東芝は、日本市場をどう見ているんでしょうか。なんか情けない気がしています。
 
 2画面という発想、誰でも出来るとは思いますが、実際に製品化できるのはどうしても大手にならざるを得ない。NECだからこそ発売出来たんだろうというのも理解できます。でもターゲット顧客が法人というのは、厳しい言い方になるかも知れませんが、「チャレンジャー精神」がないなぁと。
 そういう意味では、シャープやソニーがこんな端末を出してくれたら、一般消費者向けに発売してくれたんじゃないかと思うのは間違いでしょうか!?。

 一般向けに発売されたら、すぐにでも買うのになぁ・・・。

 twitter で知った@lilacさんのブログに触発された・・・というのはおこがましいのですが、ついこの間後輩診断士にちょっと熱く語ったこともあって、少し整理しみたいと思います。

 @lilacさんは電子書籍化は、これまでの「本」を4つの階層にモジュール化されると述べています。この考え方、非常に面白いですね。それが、1)コンテンツ(本の中身)、2)フォーマット、3)アプリケーション(リーダソフト)、4)デバイス。言われてみればその通りで、これに本屋が担っていたマーケットもしくはディストリビューションが入って5階層で完璧になります。
 で、@lilacさんは

「コンテンツプロバイダーが評価する堅牢性の高いフォーマットと、ユーザが評価するユーザビリティの高いアプリを有するのが、電子書籍業界を牛耳る鍵になる」
1) ボトルネックになるモジュールを押さえる
2) 全体のモジュール構造を支配するための統合ルール(Design Rule)を押さえる
の二つが、鍵になる」
と書いています。このあたりに関しては、どこも反対することはなくて、その通りだと思います。

 でも、それで電子書籍が広く一般大衆に受け入れられるのかと考えるとちょっと難しいんじゃないかとも思うんですね。それが4)のデバイス。日本にもようやくiPadが発売されるようですが、いかんせん一般の人には高いと言わざるを得ません。
 私はこのリーダーが書籍を読むだけの機能でいいから、1,000円前後で流通するようになって初めて電子書籍が行き渡るんじゃないかなと思うのです。コンテンツ代が500円でデバイスが1,000円。しめて1,500円で1冊の本が読めるのであれば、誰しもデバイスであるリーダーを買うのではないか。1万円もしたら、「高い」と言って買わない(買えない)人が大勢出るんじゃなかろうかと。
 別に高機能でなくてもいいんです。ネット上にあるコンテンツをダウンロードできて、それを表示するだけでいい。ゲームができる必要はないし、ましてやメールやブラウザなんて不必要。それらのソフトをインストールしてもしなくても、価格にはほとんど影響しないものではあります。でもそうだからと言って、それらのソフトをインストールすることが正しいとは限らない。もっと言うと邪魔なだけになります。
 今の携帯でもそうなんですが、機能がありすぎて操作がどんどん難しくなってしまいます。これでは使い勝手が悪すぎる。ボタンを2・3回押すだけでコンテンツをダウンロードでき、表紙をクリックすればページが開く。それだけで十分じゃないですか。

 ひょっとしたら、wifiでネットに接続させるのではなく、カートリッジを差し込むことで本が読めるようにしたほうが判りやすいかも知れません。任天堂のDSなんかが採用している用法ですよね。このカートリッジを数百円で流通できるようになれば、本屋さんも生き残ることができるんじゃなかとも思えてなりません。
 実際には、ネットからダウンロードするほうが便利なんですが、シンプルさから言うとカートリッジ方式なんじゃないでしょうか。実際には両方あったほうがいいとは思いますが。リーダーなどの電子機器に対するリテラシーが低い人が読むとか、教科書などはカートリッジ方式のほうが便利なのかも知れません。

 
 なんで電子書籍にこだわるのか、それは自分で本を出したいからという理由です。いろんな人に読んでもらえるような本を出したいのですが、企画が明確になってなくてずっとその思いだけなんですけどね。
 でもこの電子書籍の流れを見ていると、だれでも著者になれることがよく判ります。ePubなどのフォーマットに合わせたデータを作ればいいだけですから。でもこれを売るとなるとなかなか難しい。自分たちで勝手にDRM(Degital Rights Management)を管理できませんからね。
 でも本当に内容がいいのであれば、収入が発生するんじゃないかとも思います。中国、韓国などの著作権に対する考え方のレベルが低いところは別にして、いいものであればやはり正規版を入手したいと思うのが、正しい教育を受けた人なんじゃなかろうかと。
 ということは海賊版が出回っても、利益がでるビジネスモデルを考えればいいんだと。海賊版の存在をすべて否定して厳しい管理をするというのは、その昔MS-DOSの時代に流通していたソフトを考えればそれは間違いじゃないかと感じるんです。プロテクトを掛けて高い定価で売るよりは、プロテクトをはずして安価で販売したほうが、結局儲かるのではないかと。
 もう一つ、海賊版が出るということは、そのコンテンツはある一定以上のレベルにあるんだという証明でもあります。くだらない内容であれば、海賊版が出ることもありません。ということは、シェアウエア扱いのほうが判りやすいのかなとも思っています。

 
 だらだらと書きましたけど、今思うところはこんなもんだということで。

 毎日新聞で『悪質商法:HP作成ソフトリースで法外な料金 被害が多発』という記事を見つけました。

 この記事にあるホームページ作成ソフトって一体どんなものなんでしょう???。5年間で120万円(月額2万円)ですかぁ・・・。多分、web上でフォームに文字を入れ、写真を転送するcgiプログラムのようなものなんでしょうねぇ。
 でも、今更ページを作っただけで商売になるはずがないです。商業ベース黎明期の '95~'99年くらいでしたら、それもあるかなと思いますが。楽天市場で10万以上の企業が出店しています。楽天だけしかwebページを持っていないところもあるでしょうが、ほとんどの出店者は独自ページを持っていると思って間違いないんじゃないでしょうか。

 webページでの商売は実際に店舗を構えてするのとほとんど変わらないくらいの手間が掛かります。実店舗で1年間同じディスプレイ、同じ商品構成で売れる店はほとんどないはずです。季節感を出したり、セールを打ったりして集客努力をするはずです。
 ところがwebになるとそれをまったくしなくなってしまいます。ある意味ネットユーザーのほうが目が肥えています。また価格にも敏感です。価格.com がなんであれほど認められているかを考えてみれば自明のことなんですが、価格.com 自体を知らない人がwebで商売することが間違いですね。

 美味しい話には裏があります。簡単に契約する前に誰かに相談することが重要です。その相談者として、私たち中小企業診断士がいるのです。是非、相談して見て下さい。

 いつものようにブログ巡りを朝からしていまして、くっくりさんの「ぼやきくっくり」の『外国人から見た日本と日本人(14)』から「海外での日本人気@まとめwiki」に。
 そこから「フランスの日々」というブログにたどり着きました。

 このブログの内容がすべて正しいとは言いませんが、海外生活している日本人からの目というのは意識すべき点がたくさんあるんじゃないかと思います。その中で考えさせられたのが『日本色の付いた技術ではもう世界で勝てない』というエントリー。その中で「列島地図を捨て地球大の戦略を、日本語を捨て英語の仕様書を」と書かれています。
 これって、ある意味マーケティングの第一歩の話でもありますね。日本に使える技術があることを、まず「認知」してもらわなければいけないのに、日本語が邪魔になってその存在すら認められないという状況なんだと。世界に向けて情報発信しなければ、いつまで経っても世界からは認められないんです。
 じゃあ英語で発信すれば良いかというと、日本人の美徳である「謙遜」が邪魔をしています。謙遜が美徳であるのは国内だけなんだということを理解していないとダメ。

 ホームページだけでも日本語版と英語版の両方を作るべきなんでしょうね。ただ、英語のメールが届いてもスパムと判断されてしまい、商談にならないかも知れませんが。

 今日、商工会議所の情報文化部会で表題に関する卓話がありました。岡崎では中心市街地活性化はNPO法人が中心となって活動されています。今回はNPO法人の事務局長がお話ししてくれました。

 この話を聞いて思ったのは、「活性化」のゴールって一体なんだろうということと、中心市街地ってどこを示すんだろうということです。単純に考えると寂れてきた中心市街地にある商店街が再生される・・・つまり活気を取り戻すことになるとは思うのですが、法律としてはそのゴールは設定されていません。また、岡崎の場合は中心市街地というと康生地区を思い浮かべるのですが、なんで康生地区を中心市街地と見なすことができるんでしょう。

 事務局長も活性化のゴールについて国から何も示されていないことに対しての不満を持っているようでした。基本的にはシャッター商店街からシャッターを降ろしている店舗がなくなることなんでしょうが、
 1)いつまでにそうなればいいのか
 2)入居する店舗は商店しかだめなのか、それとも別の施設でもいいのか
ということを明確にする必要があるかと思います。でも、シャッター店舗がなくなったとしても集客力がなければつまり活気が戻らなければ、それはゴールと言えないんじゃないでしょうか。
 極論になりますが、新たな場所に今ある商店街をごそっと移動させて新しい中心市街地を作ったとしたら、それも中心市街地活性化になるのではないかとも考えます。岡崎市であれば、現在中央総合公園があるところをもっと造成して、商業集積を作る。そして公共交通機関や周辺道路を整備してアクセスをよくすれば新たな中心市街地の出来上がりになるんじゃないのかと。

 商店街というと1本の道路の両側に商店が建ち並ぶのをイメージします。これは線になります。が線では拡張性がありません。商店がならぶ道路がクロスするようになると、線から面になります。面になれば、拡張性がぐんと増してきます。その良い例が名古屋にある大須商店街です。表通りをつなぐ細い道にも面白い店舗を配置することで、ある種街探検をすることができ、集客力が格段にアップすると思うんですね。複数の道路をつなぐ小路に、良い意味での猥雑さを持たせることでその商店街の魅力は確実にアップされます。

 でもそういう面展開が可能かというと、かなりの地域で「そんなの無理」と言われるのも事実です。

 もう少し言うと、私はかつての商店街を再生する・・・昔の勢いを取り戻すことは無理なんじゃないかと思っています。小さな商業集積が複数存在し、それらをうまく結びつけるようなことを考えるべきなんじゃないかとも思います。

 私が言った中心市街地を形成できるかと言われれば、「そんなの無理」、「理想論」で片づけられてしまうとも思います。でもそこまで思い切ったことを考えなければ活性化なんてできないんじゃないかとも思っています。

 中小製造業向けに技術開発関連の補助金が今年はないので、「何考えてるんだよ」と思っていたのですが、補正予算で表題の補助金が創設されました。

 この説明会が明日(おっと、もう今日ですよ)の26日に産業貿易館であります。早速申し込んだのですが、どうも応募人員が多いらしく希望してた時間に割り当てられませんでした。どうしようかと思っていたところ、岡崎商工会議所が6月3日に説明会をするという連絡が入りました。いや~、助かりました。

 今回の補助金、試作品が中心なんですが販路開拓まで補助金対象になるようで、今までの補助金と比較して使いやすいものになりそうです。ちょっと期待しちゃいますね。

 何度か書いたのですが、池田先生のブログは難しい。それをかなりかみ砕いて解説してくれているのが大西さんの「大西 宏のマーケティング・エッセンス」にある『日本経済のダメージはなぜ不況の震源地よりも大きいのか』というエントリー。

 今回の経済ダメージにおいて、何故日本のほうが震源地のアメリカよりも大きいのかということについて、池田先生は「外国貿易乗数」という言葉で説明されています。この乗数は簡単な数式なんですが、はっきり言ってよくわからない。これを大西さんはやさしく説明してくれています。
 「部品を国内で調達するのと海外から調達するのでは、完成した製品の輸出が変動したときの波及効果が国内調達しているほうが大きい。」ということなんだと。言われてみればその通りです。だったら海外調達に切り替えればという話になるかというとそんな簡単な話ではないのも事実です。

 大西さんの記事には

さて、日本が再び活力を持つためには、自動車やデジタル家電、工作機械などの輸出が回復するか、基本的には生産性が高く、国際競争力も高い産業を育てるか、今は国際水準から比べて生産性の低いサービス業の生産性を高めるとか、国内消費を伸ばすために所得を上げることになってきます
とあります。輸出回復は日本だけではなんともならないところが多いですから、新産業育成かサービス業の生産性向上しかないようです。
 でもこれって企業努力だけではなんともならないところです。政府がその方針を明確にして、それを後押しする政策が必要です。目の前の政局にだけしか関心がない今の政党ではなんともできそうにありませんし、官僚は自分たちの既得権益しか関心がなさそうです。
 「国家百年の計」とまで言わないにせよ、大局観をきちんと持ってかつリーダーシップを発揮できる政治家が出てこない限り難しいんだろうなと、ちょっと悲観的になってしまいました。

 日経ビジネスオンラインを見ていたら、『“置き菓子”管理方法でビジネスモデル特許取得』という記事を見つけました。いわゆる「富山の薬売り」を進化させたものでビジネス特許なんて取れるのか???と思い、早速特許庁のHPにて当該特許情報を調べてみました(特開2004-115256で検索できます)。

 この特許、商品の補充と商品の補充について、コンピュータを用いて計量的にやる方法なんですね。特許の文書を読んでみると「なるほどなぁ」と思いました。言われてみれば当たり前なんですが、それを特許に持ち込むということがすごいですね。新規性という面ではちょっと「???」と思えるところもあるんですが、アルゴリズム化したことには敬意を表したいなと。

 ビジネスモデル特許って「そんなん日本で取れるのかいな?」と思ってたのですが、いい実例を見つけることができました。




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 『求人広告の力』で書いたのですが、 今日と明日の2日間で面接をやっています。時間に来なかった人が3名ほどいましたが、これってなんなんでしょうねぇ。授業を短縮してまで面接の時間に間に合うようにしたんですが。

 で、来てくれた人のほとんどがうちのwebページを見てくれていました。でしっかりブログも読まれていて、ちょっと恥ずかしかったですね。でもこんな小さな個人事務所の求人に対してでもwebページを見るんですね。あっ、逆かな、小さなところだからこそ、webページを見るんでしょう。

 ということは従業員が欲しい企業は小さければ小さいほどwebページが重要になっているということになりますね。どんな会社なのか、きちんと説明してあるとそれだけで安心感が増しますから。

 お客さんにはホームページの重要性を説いていましたが、求人でもこういう事例があるということを堂々と言えることになり、思わぬ効果がありました。


 何人か、甲乙付けがたい人たちがいらっしゃいました。こういう選考って難しいですね。でも嬉しい悲鳴です。いい人が入ってくれるといいなぁ。





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書評 2冊

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 日経ビジネスオンラインに「跡取り娘の経営戦略」という連載があります。この連載が単行本になりました。それが
跡取り娘の経営学」(白河桃子著、日経BP出版センター)
 web上では15社掲載されていますが、本では12社となっています。
 今、事業継承研究会でいくつかの事例を研究していますが、「跡取り娘」というのは全く事例がありません。このwebとこの本を読んで、それも一つの承継方法なんだなと感心しました。

 もう1冊、これも日経ビジネスオンラインからなんですが、「中国"動慢"新人類」という連載が本に成りました。それが
中国動慢新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす」(遠藤誉著、日経BP社)
 この本は読み応えがしっかりあります。でも中国でのアニメ事情から海賊版の話まで詳しく調査されており、「うんうん」とか「なるほど」と頭の中で相づちを打ちながら読んでいます。


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