一部で有名人だった「りすとらなう」のたぬきちさんが佐々木俊尚氏の Ustream に登場され、その中継を見ていました。
最初、佐々木氏だけが映ったときに、もう一つ椅子が空いていて、ここにたぬきち氏が座るのはわかったのですが、顔出しをどうするのかと。お面でもかぶって映るのかとおもいきや、素顔で登場です。
この対談、テーマがあってないもので、強いて言えば「佐々木氏がたぬきち氏に送るエール」みたいなものなんじゃないかと思います。だから、いろんなところに話が飛ぶのですが、出版社の現状について話が及んだときに思ったのが、「読者と距離が遠くなってしまって、今の出版不況になったんじゃないか」ということです。まあそれだけが原因だとは言いませんけどね。
日本もまだ貧しい時代は、人々が求めるものってそれほど変わらなかったのですが、裕福になってくると、求めるモノ・コトは多様化していきます。だから最終消費者である「読者」が求めるものが、総論として判らなくなってきた。ここで読者をセグメント化(細分化)して、自社の読者はどんな人で、何を求めているのかをマーケティングすればよかったんだろうけど、それをあまりしなかった。もっと言うと、出版社内部の論理が正しいと思って突っ走ったのではないかと。
ちょっと言い過ぎかも知れませんが、話を聞いているなかでそんな風に思ったのでした。
でもこれは別に出版社に限ったことではないなとも思いました。どの業界、どの会社も同じなんかないかと。特に愛知県は製造業が多くあり、その多くの企業が売上減少に悩んでいます。そのため新製品開発にチャレンジするところが増えてきているのですが、私のところにはそれで成功したという事例はあまり出てきません。その原因の一つがユーザ視点が欠けていること。つまり(最終)ユーザと距離が離れているから、ユーザのニーズに合致した商品を作れないからじゃないかと。
新商品・新サービスを創造して売る。これが成功するか否かは、ユーザのニーズに合致するかどうか。ということは、常にユーザの身近にいないといけないんだと。




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