新聞・ニュースなどで今年の新入社員は「デートより残業」を選ぶというような話を見聞きしたかと思います。8割が残業を選ぶというのは前代未聞のことなのか?と思ったら、意外や意外、ここ4年は8割を超えています。
なんでそういうことが判るかというと、オリジナルソースを見たからです。日本生産性本部のページにPDFファイルがリンクされていて、そこを読めば判るという話です。
デートか残業かという話よりももっと気になることが調べられています。それは学生の「就職活動の情報源」。
| 就職先を選択するにあたって利用した情報源(Q5)は、利用度の高い順に「インターネットの企業ホームページ」(87.9%)、「会社説明会」(85.0%)、「企業が用意した採用案内パンフレット」(81.7%)、「インターネットの就職関連サイト」(81.6%)、「学校への求人」(54.2%)、「民間情報会社が発行する就職情報誌など」(49.4%)、「一般書籍(会社四季報、企業研究など)」(41.3%)となる。会社説明会、パンフレットなどが今も上位にランクされるが、昨年にひきつづき「インターネットの企業ホームページ」が全体で1位となった。企業ホームページ、就職関連サイトについては、四年制大学卒、大学院卒とも95%以上が利用しており、四年制大学卒、大学院卒の就職にあってはインターネット情報の重要性が非常に高くなっている。 |
とあって、企業のホームページ作成が一番参考にされています。学校に出す求人票は半分しか参考にしていません。優秀な人材を得るためには Web ページが必須条件であると言えますね。
このアンケート、回答者は生産性本部が実施した新入社員研修参加者ですから、結構大手企業に採用されている人たちが多いです。回答者プロフィールを見ると従業員数5,000人以上の会社が40.9%とありますからね(1,000人以上で見れば80%)。だから中小企業には関係ない・・・んじゃないですからね。中小企業だからこそ、他の手段と比較してそれほど費用負担がないホームページをきちんとしないといけないんです。
経営資源全てが大手企業より劣っている中小企業はどうすればいいのか!?。その答えの1つがアンケートにあります。会社の選択基準として
| 「会社を選ぶとき、あなたはどういう要因をもっとも重視しましたか」(Q1)という質問に対して、最も多かった回答は「自分の能力、個性が活かせるから」で、全体の30.2%であった。以下「仕事がおもしろいから」(20.7%)、「技術が覚えられるから」(10.5%)が上位を占めた。このような個人の能力、技能ないし興味に関連する項目に比べて、勤務先の企業に関連する項目、「一流会社だから」(5.8%)、「経営者に魅力を感じて」(5.2%)、「福利厚生施設が充実しているから」(2.7%)などは10%に満たない数値であった。終身雇用制の後退を背景とする、昨今の「就社」より「就職」という傾向を反映しているものと思われる。 |
とあります。上位3項目だけを見れば、大企業と比較しても負けない中小企業はたくさんあります。それらの点に注目して、きちんとアピールできる webページを作成することができれば、それなりの人材が確保できる可能性が高くなるはずなんです。
求人活動において、大企業と中小企業との一番大きな違いは企業の認知度。聞いたことがある会社とない会社では印象が全く違います。テレビCMなどはめちゃくちゃ高額ですから、中小企業ではコマーシャルをうつようなことはできません。でもテレビなどのマスコミで取り上げてもらうだけなら、お金を掛けないでも出来ます。時流に合ったことを事業としてやっていれば、取材してくれます。今朝のニュース番組で中小企業の取り組みがNHKで紹介されていました。高々数分なんですが、その数分間CMを流すとなると一体いくら掛かるでしょう。取材はタダなんです。
極論になってしまうかとは思いますが、特徴ある会社は成長する可能性が高く、学生も比較的集まりやすいということなんです。
ホームページ作成もありきたりなものではなく、会社の特徴や頑張っている従業員にスポットを当てることで、学生や社会人が高く評価してくれる可能性は高い。是非そういうページを作りませんか。
最近のコメント