中小企業診断士の最近のブログ記事

 今、実務補習の中休み、土曜日から第2クールの後半が始まります。また今日は産廃診断の報告書を企業に渡してきました。そこで気になったのが、財務数値。

 決算諸表から利益率や流動比率などを求めて、当該企業の財務的特性を調べるのですが、算出された比率や回転率などが同業他社と比較するときには、当然のことながら、統計表を調べます。
 これまでは、「中小企業の財務指標」という本があって、これで比較していたのですが、この調査自体がなくなったようで、19年度版以降出版されていません。じゃあどうするんだというと、総務省の中小企業実態基本調査を使うことになるようです。

 同友館から「中小企業実態基本調査に基づく経営・原価指標」が発行されています。これを最近入手しまして、なんとかなるなと思ったのですが、分類が中文類までしかありません。これは元の調査結果自体が中文類までしか公表されていないからなのですが、幅が広すぎてどうもしっくりこない。

 産廃診断の場合、たまたまなのか私だけなのかもしれませんが、産業廃棄物収集運搬業の企業よりも建設業関連の企業が多い。中文類だと1)総合工事業、2)職別工事業、3)設備工事業の3つしかありません。これが小分類だと17に分かれます。過去産廃診断をやったところは、土木工事業、解体業、一般建設業・・・など結構範囲が広いんですね。今挙げた業種すべて2)の職別工事業の統計数字を用いるのはちょっと変な気がするんですが、他の人はどうやっているんでしょうねぇ。
 中小企業といっても一人親方のようなところから従業員が何百人もいるようなところがありますから、だから、小分類でも従業員規模、資本金、売上高などでもっと細かく分けないと実態に近づきません。なるべく診断先企業と似たようなところと比較したいと思うのは普通の感覚じゃないかと思っているんですが、違いますかね!?。

 政府の統計が使えないときにはどうするか。私の場合、たまたま税理士の人とのお付き合いが多少なりともありますので、TKCから出している統計数値を参考にすることができます。それは非常にありがたいことですが、もともと有料のもので値段も結構しますから、自ら入手するのは厳しいものがあります。

 ただ、今の企業は業種として昔の分類にピタッと当てはまるところは少なくなってきました。そういう意味では如何に細かな分類がされている統計資料を持ってきたとしても、うまく嵌らないこともよくあるんですけどね。

 閑話休題。
 産廃診断や実務補習などでしか使わないですからね。比較的安価(できれば数千円以下)で入手できる使い勝手の良い統計資料ってどこかにないものですかね!?。

 痛いニュースに『パソコン用「木ーボード」、8万9250円...木の質感が好評。注文から3カ月待ち』というエントリーがあり、その「木香屋」のサイトを見てみました。

 商品自体は味わいのあるものだと思ったんですが、価格が9万円弱というのはちょっとなぁ。さすがに購入する気持ちになりません。この1/3でもっと人間工学的に優れたキーボードが買えますから。
 この商品の価値は「木の味わい」だと思います。そこに8万円以上の価値を見出すことができるかということなんですが、痛いニュースでの反応を見ると、なかなか難しいでしょうね。実際発売以来5年で300台販売したということは、1年間に100台も出ていないということですから、それほど需要があるとは思えません。

 この「木香屋」というサイトを見ると、キーボード以外は結構よさそうな商品が出ているんですよねぇ。そちらは単価が1万円を上回るようなものはありませんし、数千円だったら買ってみようかと思わせる商品です。キーボード自体を「話題性」を重きを置いているんでしたら、なにも問題ないんですが、本当に売りたいのであれば、価格をなんとかしないといけないと思います。
 手間暇掛けたものですから、原価計算すれば高くなるのはよく理解できるのですが、そこまで原価を高くしないと製造できないほうが問題だと思います。これが「職人気質」が見えるところで、こうなると安くすることをいくら話してもなんともならないところですからね。

 1台1万円だったら、年間100台なんて言わずにもっと高い目標を設定できるはずです。そうすると地域資源や農商工連携の補助金も利用できると思います。もったいないなぁと思った商品でした。

 いや~、やっちまいました。実は表題のエントリーを書いたつもりが、今見たらない!。何をやったかというと、文章を書いて確認してから・・・保存をしなかったんですね。ものすごくショックが大きい。
 当然バックアップなんかありませんので、書いた文章思い出しながら、再度挑戦。

 今日は午後2時間ほど客先を訪問してきました。その内容が表題のインタビュー。このお客様とは数年お付き合いさせてもらっており、ホームページも作成させてもらってます。今日は第1回ということで、現状分析を中心にお話を伺いました。起業の経緯など、断片的には聞いていたのですが今日はまとめて伺うことができました。
 この企業ははっきり言って小規模です。でも技術力があり、従業員一人当たりの売上高は平均の2倍以上あります。こういう企業とお付き合いできるのは、非常にエキサイティングなことです。

 さて私としての本番はこれからです。きちんとレポートを作成しないといけません。頑張らねば。

 ひさびさにCNET Japanを見てみたら、ちょっと気になる記事が。それが『中堅・中小企業のIT投資意欲「プラスに転じるのは5月頃」--ノークリサーチ』です。最初「中堅」という言葉を無意識のうちに読み飛ばしたようで、文章に違和感が・・・。そこで情報ソースの「ノークリサーチ」を検索して、オリジナル記事を確認しました。

 まあ、中堅だったらそうだわなぁと思える内容です。で結論が「自社にとって何が最適か?を判断するためにも冒頭に述べた現状把握を進めることが非常に大切だ。」というのは、別に企業規模がどうのこうのではなくて、どこの企業でもやらなくてはいけないことです。

 私は中小企業診断士なのですが、顧客として中堅以上の企業(ここでは年商が5~500億円みたいですが)はほとんど関わったことがありません。零細に近いもしくは零細企業がほとんどです。中堅企業を相手に出来れば、もう少し楽な生活ができるのかなぁと勝手に想像しちゃいました。でも、小規模企業のほうが、レスポンスがよくて断然面白いとも感じています。

 まあ、負け惜しみなんですが。

 毎日新聞で『悪質商法:HP作成ソフトリースで法外な料金 被害が多発』という記事を見つけました。

 この記事にあるホームページ作成ソフトって一体どんなものなんでしょう???。5年間で120万円(月額2万円)ですかぁ・・・。多分、web上でフォームに文字を入れ、写真を転送するcgiプログラムのようなものなんでしょうねぇ。
 でも、今更ページを作っただけで商売になるはずがないです。商業ベース黎明期の '95~'99年くらいでしたら、それもあるかなと思いますが。楽天市場で10万以上の企業が出店しています。楽天だけしかwebページを持っていないところもあるでしょうが、ほとんどの出店者は独自ページを持っていると思って間違いないんじゃないでしょうか。

 webページでの商売は実際に店舗を構えてするのとほとんど変わらないくらいの手間が掛かります。実店舗で1年間同じディスプレイ、同じ商品構成で売れる店はほとんどないはずです。季節感を出したり、セールを打ったりして集客努力をするはずです。
 ところがwebになるとそれをまったくしなくなってしまいます。ある意味ネットユーザーのほうが目が肥えています。また価格にも敏感です。価格.com がなんであれほど認められているかを考えてみれば自明のことなんですが、価格.com 自体を知らない人がwebで商売することが間違いですね。

 美味しい話には裏があります。簡単に契約する前に誰かに相談することが重要です。その相談者として、私たち中小企業診断士がいるのです。是非、相談して見て下さい。

 本当は昨年内に読みたかったのですが、発送が年末の29日だったこともあり、受け取ったのが4日!。正月明けにちょっとバタバタしているところだったのですが、時間を見つけて読んだのがこの3冊。
 1)「改革」はどこへ行った?―民主党政権にチャンスはあるか―
 2)オープンソースソフトウェアの本当の使い方 (技評SE新書)
 3)ワタシの夫は理系クン

 どうもはずれを引いたような気がします。1)と2)は当たり前のことが書いてあり、3)はもう30分も掛からず読めてしまった内容の薄い本でした。

 今、5人で本を出そうと動き出しているのですが、内容がオープンソースについてです。2)よりももっと内容のある本が出来そうだと思っているのですが、どうでしょうね。

 Twitter でつぶやいたのですが、ITMediaで『実物大ガンダム、富士山をバックに立つ 静岡市が発表』という記事を見つけました。

 お台場には行けなかったのですが、静岡ならばなんとかなるかも知れません。ガンダムファーストは10代最後に放映されたもので、結構思い入れがあります。富士山をバックにした写真、これはいけるなと今から楽しみではあります。

 静岡はたしかにプラモデル生産日本一ですよね。とはいえ、私はガンプラには手を出していません。さすがにこの歳では興味が湧かないんですよね。ガンダムシリーズもそうです。最近のシードや00なんていうのはさっぱりわからない。
 まあ、歳を取ったということでしょうね。

 診断士的にはこのガンダムの像を地域振興にどう役立てるかに興味を持っています。神戸(だったよね?)では鉄人28号ができるようですし(と無理矢理診断士ネタにしちゃいました)。

 勉強不足がもろに出てしまいましたが、今日商工会議所で物作り補助金が形を変えて存続することを教えてもらいました。そのソースは日刊工業新聞の記事です。来年度は委託金になるようですから、全額補助になるかも知れません。補助金よりおいしくなるかも知れません。が競争率は今年と同じくらいになり、レベルアップされると思いますので、中小企業でも比較的規模が大きいところが採択されそうな気がします。

 形を変えて(補助金→委託金)総額が多くなったということは、今回の事業仕分けって一体何の意味があったんでしょうね。

 建前としては昨日が仕事始めだったのですが、正月2日から事務所に出ているとあまりメリハリがないですね。

 さて、「フランスの日々」というブログに『怠け者同盟の社会の中で輝きを取り戻す日本』というエントリーがあります。この中に年末に閣議決定され公開された「新成長戦略(基本方針)〜輝きのある日本へ〜」へのリンクがありましたので、じっくり読んでみました。なんでこれが内閣府ではなく、経済産業省にあるのか不思議だなと思いました。なんせ書いてあることが現在の政府与党の考えですから。

 この中で「人間のための経済」がビジョンとなっています。この「人間のための経済」って一体どんなものなんでしょう。

 戦略を立てるためには理念と方針がなければいけません。企業であれ、国家であれ同じです。理念がない戦略なんてあり得ない。政権与党である民主党の基本理念は見つけました。国家としての理念ってどこにあるんでしょう。
 私の探し方が悪いのか見つかりません。そのような状況で成長戦略ってあり得るのでしょうか。企業の場合、戦略を立てる前に現状分析を行います。今回の冊子にはこれまでのダメなところは書いてありますが、良いところは書いてないような気がします。良きところを伸ばし、悪しきところを矯めるための方策が戦略なんじゃないかなと思うのですが。

 中小・零細企業の社長さん、企業理念作ってますか??

 今日は私と妹弟3人とその家族総勢10名が生家(実家)に集合しました。正月とお盆には必ず集まります。もう両親は他界してますが、こうやって集まることができるというのは、本当に幸せなことだと実感します(義妹はどう思っているかはわかりませんが)。

 そこで末弟と話をしていたのですが、彼が勤めている会社では昨年末社員旅行で北欧に行ってきたとのこと。一人当たり30万以上しますから、700万円近く掛かっていることになります。この不況下でそれはもうすごいことです。彼に言わせると旅行よりも給料上げろとは言っていますが。給与は一旦上げるとなかなか下げることは難しい。また社会保険などの会社持ち出し分も増えます。そこで支給額を低めにして、社員旅行などの福利厚生に費用を掛ける。このほうが経営者から見ると利益の有効利用となるんだと思います(実際にはあまり豪華な社員旅行を敢行すると利益隠しと見なされる場合もあるようですが)。
 彼が勤めている会社は電力・通信系の小さな会社ですが、メンテナンス業務を中心としています。ここに一つのヒントがあるように思います。新設工事はどこの企業でもできますし、どこもやりたい。だから価格競争になってしまう。でもメンテナンスというのは一定以上のスキル・ノウハウが必要で、新設より参入企業の制限があります。またどのような設備・機器でもメンテナンスが不要なものは原則としてあり得ない。だから仕事がとぎれることはないはずです。
 ただそこで利益が確保できるかどうかは別の話。でも社員旅行で海外に出掛けることができたということはきちんと利益を確保できたということです。

 建物だって道路だってメンテナンスは必要です。ただここにあまりお金を掛けない、掛けることが出来ない仕組みや意識があることが問題だと思います。長く利用するためには定期的に適切なメンテナンスを実施する必要がある。建設業界は一部の住宅建築を除いて元気がありません。このメンテナンスに特化するのも業界にいる企業の1つの活きる方向ではないかと思います。
 メンテナンスの重要性をきちんと啓蒙していくことは非常に重要でかつ難しいことなんですが。

2010年3月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アーカイブ

お気に入りリンク

OpenID対応しています OpenIDについて

人気ブログランキング

最近のコメント

最近のトラックバック

Techonrati

Technorati search

» リンクしているブログ