書評の最近のブログ記事

 先日、名古屋に出掛けたとき、本当にひさびさに時間が取れたので駅前の書店に立ち寄ることができました。そこで、3冊購入したのですが、その1冊が表題にある「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本です。

 ライトノベルみたいなもんですから、30分くらいあれば読めます。この本で真剣にドラッカーを勉強できるものではありません。導入書ですよね、これは。ただこの著者の経歴が変わっていて、放送作家あがり(失礼)なんですよ。だからなのか、非常に軽いし、かなりご都合主義なところがあります。

 これから勉強しようとしている若手には良いのかも知れません。今の若い人たちはあまり本を読まないようですし、最近はマンガもそれほど読まない傾向があるようで(痛いニュース「"漫画が売れない" 日本国内のマンガ売り上げ、過去最大の落ち込みに」より)すから。
 小説でいろんなことを勉強するという方法は昔からあります。最近はネット上で小説がアップされており、それを読むことで勉強できるというものもあります(例えば日経ビジネスオンラインの「熱血!会計物語 ~社長、団達也が行く」なんかそうですね)。こちらは今回取り上げたものよりははるかに重くて、考えさせられるものになっています。
 この差はストーリーにどれだけ現実性を持たせているかだと思います。日経BPでもリアルではないとは思いますが、女子高生がドラッカーを読むほうがもっと非現実的ですから。

 まあ、この本は20代の人たちが読むのなら、いいんでしょう。あとは勉強が嫌いな人たち向けですね。私たちにはちょっと不向きかな。

 本当は昨年内に読みたかったのですが、発送が年末の29日だったこともあり、受け取ったのが4日!。正月明けにちょっとバタバタしているところだったのですが、時間を見つけて読んだのがこの3冊。
 1)「改革」はどこへ行った?―民主党政権にチャンスはあるか―
 2)オープンソースソフトウェアの本当の使い方 (技評SE新書)
 3)ワタシの夫は理系クン

 どうもはずれを引いたような気がします。1)と2)は当たり前のことが書いてあり、3)はもう30分も掛からず読めてしまった内容の薄い本でした。

 今、5人で本を出そうと動き出しているのですが、内容がオープンソースについてです。2)よりももっと内容のある本が出来そうだと思っているのですが、どうでしょうね。

書評 2冊

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 日経ビジネスオンラインに「跡取り娘の経営戦略」という連載があります。この連載が単行本になりました。それが
跡取り娘の経営学」(白河桃子著、日経BP出版センター)
 web上では15社掲載されていますが、本では12社となっています。
 今、事業継承研究会でいくつかの事例を研究していますが、「跡取り娘」というのは全く事例がありません。このwebとこの本を読んで、それも一つの承継方法なんだなと感心しました。

 もう1冊、これも日経ビジネスオンラインからなんですが、「中国"動慢"新人類」という連載が本に成りました。それが
中国動慢新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす」(遠藤誉著、日経BP社)
 この本は読み応えがしっかりあります。でも中国でのアニメ事情から海賊版の話まで詳しく調査されており、「うんうん」とか「なるほど」と頭の中で相づちを打ちながら読んでいます。


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