診断士としてできることってなんだろうか

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 先週末、福島に出掛けました。Act2020という診断士+αの会が毎年1回開催されているのですが、今年は震災復興を考えようということで、20名近いメンバーが集まったのです。

 初日は郡山市にある株式会社宝来屋本店を尋ね、社長さんにお話を伺いました。郡山は地図を見ても判るように中通り地方にあります。地震の直接被害はあったのでしょうが、その被害の爪痕は見つかりません。ただただ、みんなが頑張っているんだということしか判りませんでした。

 で2日目は浜通り地方にあるいわき市へ移動です。ここで未だに津波の被害から復旧していない下実を目の当たりにし、今さらながら衝撃を受けました。
 最初に豊間中学校に行ったのですが、未だにがれきが処分されていません。

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 また、この付近は本当に家の土台だけで何もないんです。

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 この中学校に辿り着く途中でも土台だけのところがたくさんあって、「えっ」と思っていたんですが、プール・・・(もう跡ですね)を見たら言葉になりません。

 丸又蒲鉾製造さんでは専務さんにお話を伺いました。地震発生直後、専務さんは周囲の人からバカにされながらも工場から避難し、難を逃れたこと。津波が来るとは思わなくて避難が遅れて大勢の方がお亡くなりになったこと・・・。津波にさらわれた工場跡で伺ったこともあって、専務さんの顔にはいろんな、表現のしようのない感情がわき出ていたような気がします。
 工場跡からそばに新しい工場を建てて商売を再開したとのことですが、いくつかのお得意先からは、福島にあるとのことだけで、取り引きが無くなったとのこと。風評被害です。

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 これまではテレビや雑誌などメディア経由の情報だけで、判っていたような気がしていたのですが、いや全然理解していなかったんですね。

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 宝来屋本店の社長さん、丸又蒲鉾製造の高木専務お二人とも、そのやり方は違うにしても死にもの狂いで頑張ってこられたことはしっかり伝わってきました。
 そんななかで、私として何ができるんだろうと考えさせられます。東京の診断士の人たちは実際に現地に入って応援活動をされているようです。ACT2020の代表である大森さんは、かなり早い段階で地元の診断士と協力しながら復興に携わっています。

 お会いできたお二人からは「福島のものを買うことが一番簡単にできる応援」だと言われました。確かにそうなんですよねぇ・・・。でももっと診断士として、個人として何かできないのかと自問自答しながら、いわきから7時間掛けて車で帰ってきました。

 答えが出ないというか、方向性自体が見えてこないってのは本当に歯がゆいですね。

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