2010年5月アーカイブ

 昨日・今日と診断士の集まりである ACT2020(#act2020) の岐阜オフが行われ、私ともう一人の名古屋在住の診断士が幹事として右往左往しながらも、なんとか終わってほっとしました。
 で事務所に戻って、PCの電源を入れるのですが・・・、入らない。ちょっとひきつりながらも、電源コードを抜いて、再度電源投入するのですが、立ち上がらない。そうこうしているうちに、電源ケーブルをさした時点で、電源ランプが橙色になってそこから先に進みません。

 dellのサイトからマニュアルをダウンロードしてみたら、どうもハードの故障くさい。慌ててサポートに電話をして、なんとか対処策がないかどうかを確認してみたのですが、有償修理とあいなりました。ここで困ったことが、データです。ハードディスクは活きているんですが、PC本体が立ち上がらないとデータを取り出すことができません。
 dellのサポートが、同じoptiplexだったら、ハードディスクを交換するだけで起動すると言っていたので、別のマシンにハードディスクを取り付けて電源を入れてみたのですが、software panicになってしまって、電源を切らざるを得ない状況に。
 今はもう一つ、Adbobeソフト専用マシンになっているPCから書いています。

 壊れたPCですが、どうも電源ユニットがイカれたようです。コンセントに入れてもうまく電源部のファンが回りません。どうも電源ユニットがいかれたようで、それをdellに連絡したのですが、見積書→修理というラインを崩すことができません。

 さて、今からハードディスクの中身を外付けHDDのほうに移し替える作業をしてもらいに出かけます。お金がかかりますが仕方ありませんね。とんだものいりです。

 今日と明日は岐阜で act2020いのうえきよみファンクラブの岐阜オフです。年に1度のオフ会、今年は診断士13名が岐阜に集まりました。
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岐阜城をバックに入れたつもりが白飛びしてしまいました。

 明日は長良川国際会議場です。その模様を Ust するつもりです。乞うご期待???

 twitter で知った@lilacさんのブログに触発された・・・というのはおこがましいのですが、ついこの間後輩診断士にちょっと熱く語ったこともあって、少し整理しみたいと思います。

 @lilacさんは電子書籍化は、これまでの「本」を4つの階層にモジュール化されると述べています。この考え方、非常に面白いですね。それが、1)コンテンツ(本の中身)、2)フォーマット、3)アプリケーション(リーダソフト)、4)デバイス。言われてみればその通りで、これに本屋が担っていたマーケットもしくはディストリビューションが入って5階層で完璧になります。
 で、@lilacさんは

「コンテンツプロバイダーが評価する堅牢性の高いフォーマットと、ユーザが評価するユーザビリティの高いアプリを有するのが、電子書籍業界を牛耳る鍵になる」
1) ボトルネックになるモジュールを押さえる
2) 全体のモジュール構造を支配するための統合ルール(Design Rule)を押さえる
の二つが、鍵になる」
と書いています。このあたりに関しては、どこも反対することはなくて、その通りだと思います。

 でも、それで電子書籍が広く一般大衆に受け入れられるのかと考えるとちょっと難しいんじゃないかとも思うんですね。それが4)のデバイス。日本にもようやくiPadが発売されるようですが、いかんせん一般の人には高いと言わざるを得ません。
 私はこのリーダーが書籍を読むだけの機能でいいから、1,000円前後で流通するようになって初めて電子書籍が行き渡るんじゃないかなと思うのです。コンテンツ代が500円でデバイスが1,000円。しめて1,500円で1冊の本が読めるのであれば、誰しもデバイスであるリーダーを買うのではないか。1万円もしたら、「高い」と言って買わない(買えない)人が大勢出るんじゃなかろうかと。
 別に高機能でなくてもいいんです。ネット上にあるコンテンツをダウンロードできて、それを表示するだけでいい。ゲームができる必要はないし、ましてやメールやブラウザなんて不必要。それらのソフトをインストールしてもしなくても、価格にはほとんど影響しないものではあります。でもそうだからと言って、それらのソフトをインストールすることが正しいとは限らない。もっと言うと邪魔なだけになります。
 今の携帯でもそうなんですが、機能がありすぎて操作がどんどん難しくなってしまいます。これでは使い勝手が悪すぎる。ボタンを2・3回押すだけでコンテンツをダウンロードでき、表紙をクリックすればページが開く。それだけで十分じゃないですか。

 ひょっとしたら、wifiでネットに接続させるのではなく、カートリッジを差し込むことで本が読めるようにしたほうが判りやすいかも知れません。任天堂のDSなんかが採用している用法ですよね。このカートリッジを数百円で流通できるようになれば、本屋さんも生き残ることができるんじゃなかとも思えてなりません。
 実際には、ネットからダウンロードするほうが便利なんですが、シンプルさから言うとカートリッジ方式なんじゃないでしょうか。実際には両方あったほうがいいとは思いますが。リーダーなどの電子機器に対するリテラシーが低い人が読むとか、教科書などはカートリッジ方式のほうが便利なのかも知れません。

 
 なんで電子書籍にこだわるのか、それは自分で本を出したいからという理由です。いろんな人に読んでもらえるような本を出したいのですが、企画が明確になってなくてずっとその思いだけなんですけどね。
 でもこの電子書籍の流れを見ていると、だれでも著者になれることがよく判ります。ePubなどのフォーマットに合わせたデータを作ればいいだけですから。でもこれを売るとなるとなかなか難しい。自分たちで勝手にDRM(Degital Rights Management)を管理できませんからね。
 でも本当に内容がいいのであれば、収入が発生するんじゃないかとも思います。中国、韓国などの著作権に対する考え方のレベルが低いところは別にして、いいものであればやはり正規版を入手したいと思うのが、正しい教育を受けた人なんじゃなかろうかと。
 ということは海賊版が出回っても、利益がでるビジネスモデルを考えればいいんだと。海賊版の存在をすべて否定して厳しい管理をするというのは、その昔MS-DOSの時代に流通していたソフトを考えればそれは間違いじゃないかと感じるんです。プロテクトを掛けて高い定価で売るよりは、プロテクトをはずして安価で販売したほうが、結局儲かるのではないかと。
 もう一つ、海賊版が出るということは、そのコンテンツはある一定以上のレベルにあるんだという証明でもあります。くだらない内容であれば、海賊版が出ることもありません。ということは、シェアウエア扱いのほうが判りやすいのかなとも思っています。

 
 だらだらと書きましたけど、今思うところはこんなもんだということで。

 大西さんのブログ「大西 宏のマーケティング・エッセンス」(ソフトバンクの新携帯は、どれもWi-Fi、ツイッター対応。)にソフトバンクの新製品発表会見が ustream で生中継されたことを知りました。で遅ればせながら、その動画を見てみました。

 以前、アップルはスティーブ・ジョブスが気に入るものを作ればいいと聞いたことがあるのですが、この発表会見を見れば、「ソフトバンクは孫正義の気に入るモノを作ればいい」状況になっているのかも知れませんね。

 今回の新製品はtitter対応が売りです。これは単純にすごいなと思いました。スマートフォンではない普通の携帯で twitter をするのは大変で、この発表でも数パーセントの人しか利用していないとのこと。私もPCからだとよく tweet しますが、携帯からだと面倒ですからね。
 そして、これは他メーカーとの差別化という面で非常にインパクトがあるんじゃないかとも思いました。また ustream との連動も出来るようでさすがに ustream に出資しているだけはあります。
 快適に twitter を楽しむためには回線速度が重要・・・ということなのでしょうか、今回発表された新機種は全て wifi 対応になっています。私に言わせるとちょっと遅いとも感じるのですが、一般的にはこんなものかも知れません。

 しかし一番感心したのは、この発表会見を ustream を使って流したこと。このことは、中小企業はしっかり参考にすべきと思いました。中小企業が記者会見をしなくてはいけないなんてことは、よほどの事件がない限りありそうには思えません。でも新製品や新サービスを広く知ってもらうための道具としては、非常に便利なものです。
 自社の製品紹介を ustream とか youtube の動画としてアップすることで、ネットの向こうにいる潜在的顧客を掴むことができますし、またリアルに会った人にも「ネットにアップされている動画を見てね」と誘導することができれば、長い時間口で説明するよりも、簡単に紹介することができます。

 先日は、「みんなの党」が名古屋で街頭演説しているのが ustream で配信されていました。今まででは考えられないことです。このように、着実に ustream とか youtube が私たちの生活を変化させているように思えます。
 経営資源が大企業と比較して乏しい中小企業ならではの、ネット活用・IT活用があって、それをうまく活用できる企業が生き延びる術を持っていると言っても過言ではなくなってきているように思えてなりません。

 

 新製品も良いんですが・・・、アンドロイド携帯の第2回配布をもっと早くしてくれないですかねぇ。首を長くして待っているんですけど。

皐月の花々

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 先日の日曜日、ひさびさに三重県桑名市にある「なばなの里」に出掛けるチャンスがあり、何枚かの写真を撮影してきました。













 天気も良くて、撮影に絶好でした。

久々の桑名

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 毎年ゴールデンウィークは妹弟たちと実家に集まって、墓参りに出掛けます。今年は家を守っている一番下の弟が不在ということで、家に入らず、何十年ぶりに九華公園に出掛けてきました。

 九華公園は桑名城趾を公園にしたもので、鎮国さんと呼ばれている鎮国神社があります。ちょっと前には金魚まつりが開催されていました。私が住んでいた頃はこれほど整備されていなくて、ちょっとびっくりです。小さい頃は、父親と一緒にハゼ釣りをした記憶があります。

 今はツツジが咲いています。6月になるとショウブの時期。8月は近くの春日神社で石取まつりが行われます。このまつりは日本一うるさい祭りとも言われていますね。

 でいつもながらカメラを持っていきましたので、撮ってきました。

imgp5524.jpg お堀に住んでいる亀。たくさんいます。

imgp5532.jpg ツツジがきれいですよね。

imgp5544.jpg アヒル?でしょうか。お堀にいましたので、1枚。300mmだとちょっとホワイトバランスが良くないです。

imgp5579.jpg これが鎮国神社。

imgp5586.jpg 神社の横に、お稲荷さんがあるってこの歳になるまでまったく知りませんでした。

imgp5592.jpg ツツジの写真。垂れ下がっているのがちょっといい感じかな!?。

imgp5596.jpg ツツジの写真。普通の民家なのですが、なんとなく雰囲気が良かったものですから。

imgp5602.jpg 本多忠勝公の銅像です。生まれは岡崎なんですよ。

imgp5607.jpg 揖斐川の堤防を降りて撮ったもの。かすかに多度山が見えます。

imgp5610.jpg これが河口堰。建設当時はいろいろありましたよね。

imgp5612.jpg 堤防に咲いていた花。スミレみたいですが、何でしょう??。

imgp5615.jpg 公園の広場のすみにあった、日時計。何故か止まっています。後ろに回るとフジテレビの企画で云々と書いてあったのですが、1年経たずに動いていないのは・・・。

お昼時に出掛けたので、船津屋とか柿安で食事をしたかったのですが、さすがに財布が・・・ということで、昼食は近くのデニーズでした。
 久々にのんびりした良い時間を過ごすことができました。

 先日来、twitter で #hikari_road で活発に議論がされています。これは4月20日に総務省がグローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース「電気通信市場の環境変化への対応検討部会」第9回会合でソフトバンクの孫社長が『「光の道」の実現に向けて』という意見を出したことから始まります。

 孫社長の話は簡単に言うと、日本全国津々浦々に光ケーブルを張り巡らそうというものです。でもこれは、やり方をうまくすれば、利用者の負担はあまりないよとも言っています。

 で、これについていろんな意見が噴出しました。池田さん佐々木さんは反対意見を表明しています。

 学生時代少しだけ無線関係の勉強をしていただけの私には、どなたの意見が正しいのかどうかの判断はつきかねるのですが、一番すっきり受け入れることができたのは佐々木さんの意見。特に「まず間違えてはならないのは、ブロードバンドの「インフラ」「普及度」「利用度」はそれぞれ異なるレイヤーであるということだ。」という部分です。これはものすごく重要なことで、これがぐっちゃぐちゃになると話が発散してしまいます。で、私もこの3点で考えることにしましょう。

 でインフラについてなんですが、佐々木さんは「光ファイバー(FTTH)に関していえば、人口比で90%にあたる全長60万キロのFTTH網はもう整備されている。だから「インフラ」はすでに90%できあがっている。」と言っています。この数字は間違っていないとして、90%って多いですよね。でもこれが地理的な普及率だとぐっと下がってしまいます。これは人口が集中している地域とそうでない地域があるからなんですが、孫社長の資料によると「田舎や離島にも光100%」とうたっています。
 人口が千人を切るようなところにも光回線を引っ張るというのはコスト的に合うんでしょうか。孫社長は「一括工事でやればコスト削減」と言っています。まあ、バラバラやるよりは安くなるのは自明なんですけどね。でもこれは、池田さんが言っているように無線にしたほうがもっと安くなるんじゃないでしょうか?。電線引っ張るより、ちょっと遠くの基地局を建てるほうが安くなるような気がします。

 「光の道」というのは言い方を変えれば、高速回線を日本中に張り巡らせることです。別に光ケーブルしか高速回線にできないということではないはずです。話は脱線しますが、実はうちの事務所はまだADSLを利用しています。でもそれほど遅いとは思えないんですよね。ブロードバンドという言葉がありますが、この定義が問題で、wikipediaでは「一般的な意味の「ブロードバンド」、すなわち広帯域幅であること。」とあります。通信の世界では「ISDNの一次群速度インターフェース (PRI: Primary Rate Interface) な1.544Mbps (T1) 及び2.048Mbps (E1) よりも速い通信速度の回線の広帯域ISDN (B-ISDN) に使われ出した。」とありますので、現在のADSLや光回線はブロードバンドに当たるかと。EMobileでも8Mと言ってますから、これもブロードバンドですよね。
 日本全国津々浦々に高速回線を張り巡らせることは非常に良いことだと思いますが、でもそこに光ケーブルである必要性は今ひとつ見えないところではあります。

 普及度と利用度については、佐々木さんの仰る通り。老人家庭に軒先まで光ケーブルが引っ張ってあっても、それを利用するかどうかは別問題。遠隔医療を行うには必要であるという話は理解できるのですが、それに必要な機材などは誰が用意するんでしょうね。その老人家庭が用意するというのは、費用負担という面でかなり難しいのではないかと。
 利用する立場からいうと、どんなサービスがあるかがその大きな要因になります。そのメニューがたくさんあればあるほど、使いたくなるサービスが多ければ多いほど、利用度が高くなります。そこを無視しては、誰も使わない不要なものになってしまいます。つまり「ユーザー視点」が大きなポイントなんですね。
 それともう一つ、そのようなサービスを利用するときに、大きな負担がなければないほど利用度は上がることに注目しなくてはいけないことだと思います。話はちょっと違うかも知れませんが、先日ここのブログでも取り上げた電子書籍ですけど、多分リーダーがタダかそれに近いような金額で入手できるのであれば、利用者は確実に増えてくると思います。そうなると kindle であろうと、ipad であろうと、はたまたソニーのリーダーであろうと、読みたい本があるリーダーを使えばいいだけになります。

 
 でも、これは私企業の論理でもあります。公共サービスという面では異なるところがあります。インフラを整備するということは私企業では無理です。行政が行う必要があるのは自明な話です。今回の話において、インフラの整備と普及・利用というのはある意味、「鶏と卵」に似ているような気がします。
 とは言え、私はやはりユーザの要求が最初に来るのではないかと思っています。携帯電話だって最初は都市圏だけで、田舎のスキー場なんかは使えなかった。でもユーザーからの要求が高くなってきたことと、キャリアの市場占有率を重視するという2つのことからどこでも使えるようになってきています。
 ただ、インフラ整備は事実上NTTしかできないところが大きなネックです。電力会社も出来ないことはないのですが、地域に分けられていますから、その接続がちょっと難点なんじゃないかと考えます。ところがNTTは東日本と西日本の2つに分かれていますが、もともと1つだったところです。こっちのほうが簡単に接続できるんじゃないかと。

 
 ただ、この問題というのは、現状だけで考えるというには片手落ちとも言わざるを得ないのかなとも思います。将来を見据えることは大変重要でして、それがないというのは非常に問題がある。現状では愚策と言われるかも知れないが、将来「あのときやっておいてよかった」と言っているかも知れません。
 未来を予想するのは難しいですが、政府として「日本全国に高速回線網を張り巡らせる」という政策を打ち出すことはいいことだと思います。そして、その具体的手段は民間に任せて、手法にこだわる必要はないのではないかと。

 なんか、曖昧な話で終わったような気もしますが、今私が考えているところということで。

 
 対談の方法が、かなり変わったようです。詳しいことはケツダンポトフの「孫正義さん×佐々木俊尚さんの『光の道』対談をダダ漏れします」を読んで下さい。

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