読売新聞で『メタボ腹囲は科学的根拠なし...線引き困難』を見つけました。腹まわりのサイズだけでメタボリックかどうかなんて判断できないことは、誰が考えても明らかなはずだと思うんですけどねぇ。
この記事でもう一度日本のメタボリック基準を調べ直してみました。そこで引っ掛かったのが、日本ケミファの『健康情報ページ「うらりねっと」』です。ここの『メタボリックシンドロームの診断基準』によると
| (1)必須項目となる内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)のマーカーとして、ウエスト周囲径が男性で85cm、女性で90cm以上を「要注意」とし、 (2)その中で 1)血清脂質異常(トリグリセリド値150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値40mg/dL未満) 2)血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上) 3)高血糖(空腹時血糖値110mg/dL) --- の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する |
とあります。きちんと読めば、メタボリックシンドロームの定義は納得できるものではあるんですが。
マスコミがはしゃぎすぎているだけなのかも知れませんが、ウエストまわりの数値が一人歩きしてしまっている感じがしていました。そういう思いを持っていたなかでの「同研究班は昨年、腹囲が男性85センチ、女性80センチを超えると、血糖や脂質などの検査データの異常が急激に増えるということを明らかにしたが、今回の発症との関連では腹囲基準の妥当性は導きだせなかった。」というのは、ある意味「我が意を得たり」と思えてしまいます。
2005年にメタボリックシンドロームの診断基準を発表する前に、こういう調査をしていなかったんでしょうかね。ここが一番不思議な気がします。
さっきラジオでこの調査結果について「腹囲が男性85センチ、女性80センチを超えると、血糖や脂質などの検査データの異常が急激に増える」ことだけを伝えてました。いや~、これってマスコミの情報操作の1つだよなぁ。

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