レセプトの電子化で考える

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 先日、池田先生のブログで『診療報酬をごまかす権利』というエントリーが出ました。
 このエントリとコメントを見て思います、電子化とうのは情報化ではないのだと。情報化はいままでのやりかたを見直すこと、私たちが言っている「業務の見直し」が導入段階で実施するんです。電子化というのは今やっている業務をそのまま情報システム上に構築するだけ。人手でやっている業務(作業)をそのままソフトウェアに置き換えるのって結構大変なんです。だから、実際に作業する人にとって楽になり、かつソフトウェアを作る側も仕様を明確にできるように、業務の見直しをするんです。

 私企業の場合、存続目的は「適正利潤の追求」ですから、無駄なやり方を排除することを考えます。でも役所は「効率性」ということを主目的にしていません。極論ですが、ある意味「非効率性」を追求しているんじゃないかと。
 だからソフトウェアを導入しても人手を削減することもしないし、いままでのやり方を踏襲しようとします。そのため使えないシステムが出来上がる。また作ったソフト代金も膨大なものになってしまう。私企業では考えられないことです。

 でこの「レセプトオンライン」システムを作っているのが某電話会社の子会社なんんですよ。ここって半分官僚みたいなものですから、客の言うことをそのまま聞いて高い費用を請求する会社なんです。又聞きで申し訳ないのですが、ある士業団体の役員からこの会社のやり方を伺うことがありました。コンサルタントとして社員を派遣して1千万円以上請求したとのことで、「えっ、そんなに取るんだ!?」と言っちゃいました。その金額以上の成果が出ればそれもいいんですが、その役員が言うにはまったくそういうことはないようで。

 池田先生はレセプトの電子化に反対するのは医者が診療報酬をごまかすことができなくなるからと書いています。まあそういう面もあるとは思いますけど、厚生労働省の診療報酬決定のシステムというか基準がおかしいというところまでは言及されていません。ここもきちんと書かないとちょっと片手落ちのような気がします。まあそれを言い出すときりがないんでしょうけどね。

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